※１ 成績表は左から、着順、馬名、所属、性齢、斤量、騎手、調教師、馬体重、タイム、着差。
※２ レースタイトル先頭の記号が「◎」のレースは管理者が実際に現地で観戦してきたレース。
2004年1月14日
・ 笠松 第９競走 日本農業新聞杯 第31回新春グローリ（Ｐ【準重賞】・オープン） 1800ｍ
年始の大賞典の負け戦的競走。大賞典２着のツルギベンサーが先行押し切りで圧勝。
１ ツルギベンサー 笠 松 牝 6 53.0 大恁､ 山際孝 444 1:59:2
２ ミスターハヤブサ 笠 松 牡 6 55.0 川原正 伊藤強 458 2:00:3 ５
３ スマノリーフ 愛 知 牝 6 50.0 ☆宮下 岩田克 435 2:00:3 アタマ
４ ラッキーモラール 笠 松 牡 7 52.5 尾島徹 池田寛 451 2:00:4 1/2
５ ヤマノユーノス 笠 松 牡 4 53.0 東川公 今井孝 493 2:00:5 1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ クラボクモン 笠 松 牡 7 54.0 柴山雄 岩崎幸 428 2:00:6 3/4
６ アスカタイヨー 笠 松 牡 6 50.0 △筒井 田口輝 484 2:00:6 同着
８ トキワダイドウ 笠 松 牡 7 53.0 仙道光 水野善 460 2:03:3 大差
９ ホウシュウトミカワ 笠 松 牡 9 49.0 ▲島崎 柴田高 505 2:04:0 ３
10 アラブドラゴン 笠 松 牡 7 53.0 安藤光 藤田正 515 2:06:8 大差
負け戦的、と書きましたが、昔はともかく最近はマリンレオやホーエイトップなど、勝ち馬に東海の
名だたる馬が名を連ねるようになりました。かつてのようなヘボヘボなメンツからは脱却した感があります。
でも、今年は負け戦と言っても間違いじゃないんですよね（笑）アラブギフ大賞典優勝馬のアンドダッシュが
不出走の中行なわれた今年の競走は、順当に大賞典２着馬のツルギベンサーが勝っています。
・ 荒尾 第８競走 第29回北海道産馬特別（３歳北海道産） 2000ｍ
上山の２歳チャンプ・ワタリオーカンはまさかの２着。門松賞馬のコウザンシンシンが２連勝。
１ コウザンシンシン 荒 尾 牡 3 55.0 西村栄 福島幸 501 2:19:5
２ ワタリオーカン 荒 尾 牡 3 56.0 吉田隆 宇都徳 462 2:19:7 １
３ シルバーコスモス 荒 尾 牝 3 54.0 吉留孝 中尾信 429 2:20:0 １1/2
４ ペルターブラスト 荒 尾 牡 3 55.0 林陽介 崎谷彦 483 2:20:0 ハナ
５ マイキーストロング 荒 尾 牡 3 55.0 新町充 古澤清 459 2:21:2 ６
----------------------------------------------------------------------------------------
６ カシス 荒 尾 牡 3 55.0 杉村一 工藤榮 463 2:22:7 ８
７ カノヤジハード 荒 尾 牡 3 55.0 古泉悟 幣旗昭 432 2:23:1 ２
８ マイティイムラ 荒 尾 牝 3 54.0 尾林彦 橋本幸 429 2:23:2 1/2
９ ザティアナ 荒 尾 牝 3 54.0 高山伸 和田正 425 2:23:7 ２1/2
10 イキナオトコ 荒 尾 牡 3 55.0 矢野猛 宇都徳 465 2:24:9 ６
11 ラショナハート 荒 尾 牝 3 54.0 椎葉智 平山良 455 2:25:9 ５
12 フクトライ 荒 尾 牝 3 53.0 ☆村島 古澤清 438 2:26:6 ４
（画像提供：くりぞさん）
コウザンシンシン、前走はマグレだと思ったんですが、どうも認識を改めたほうが良さそうですね（爆）
同じ２０００ｍ戦である昨年のヤングチャンピオンと比べると、ケイウンリーダーは別格としても２着馬の
タイムと比較してこちらの方が速いですし、今回は実際にその２着馬・シルバーコスモスを破っていますしね。一方
ワタリオーカンがこの程度とは思えないのですが、当日の馬複、馬単の人気を見ているとワタリオーカンと
コウザンシンシンとシルバーコスモスのボックスが売れていたような気配で抜けた人気ではなかった
所を見ると調子に不安でもあるんでしょうか。まともなら、ここでは力が違うはずなんですが。
・ 荒尾 第９競走 白川カップ（Ａ１〜Ａ３） 1500ｍ
ワタリタキオンが５馬身差の圧勝。今年の荒尾古馬戦線を盛り上げる存在になってほしい。
１ ワタリタキオン 荒 尾 牡 4 54.0 吉田隆 宇都徳 438 1:37:9
２ スーパーセレビイ 荒 尾 牡 5 54.0 高山伸 松島壽 560 1:38:9 ５
３ モリヒロシャープ 荒 尾 牡 7 54.0 尾林彦 田中隆 468 1:39:2 １1/2
４ ソレユケイチマツ 荒 尾 牡 6 55.0 椎葉智 飯島雄 481 1:39:4 １
５ サチノセンプー 荒 尾 牡 6 54.0 後藤孝 宇都徳 489 1:39:7 １1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ スターライトマルコ 荒 尾 牝 6 54.0 矢野猛 崎谷彦 497 1:40:2 ２1/2
７ ダイメイノボル 荒 尾 牡 6 54.0 吉留孝 後藤禎 449 1:40:4 １
８ シルキーオー 荒 尾 牡 7 54.0 杉村一 橋本幸 559 1:42:9 大差
（画像提供：くりぞさん）
ま、ワタリタキオンならこれぐらいの事は朝飯前でしょう（笑）なお、荒尾一の巨漢・シルキーオーが
久々にレースに戻ってきましたが、残念ながらしんがりに敗れています。
・ 荒尾 第10競走 Ａ３Ｂ２Ｂ３ 1400ｍ
一昨年春秋の九州３歳王者が激突。軍配は荒尾記念馬のイマリオーエンスに挙がる。ダイナマイトキングは５着敗退。
１ イマリオーエンス 荒 尾 牡 5 57.0 杉村一 工藤榮 433 1:32:9
２ スーパーフラワー 荒 尾 牝 4 50.0 ▲林卓 工藤榮 490 1:33:2 １1/2
３ タカスペシャル 荒 尾 牡 6 54.0 尾林彦 田中隆 468 1:33:9 ４
４ スターライトマグマ 荒 尾 牡10 56.0 ☆河野 大久眞 501 1:34:0 1/2
５ ダイナマイトキング 荒 尾 牡 5 57.0 吉田隆 松島壽 490 1:34:1 1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ビクトリーシマユウ 荒 尾 牝 8 56.0 林陽介 崎谷彦 419 1:34:4 １1/2
７ ムツミカッスル 荒 尾 牝 6 53.0 西村栄 福島幸 481 1:34:8 ２
８ ドキドキヒリュウ 荒 尾 牡 6 54.0 吉留孝 後藤禎 481 1:35:2 ２
９ カーラントハーバー 荒 尾 牡 6 57.0 新町充 古澤清 458 1:35:3 クビ
10 マルトウブルショワ 荒 尾 牡11 57.0 後藤孝 後藤禎 466 1:35:6 １1/2
人気はダイナマイトキングが上でしたが、残念ながら敗退。ちなみに２着はメンバー中最も斤量の軽かった
スーパーフラワーが入線。勝ったイマリオーエンスとは７キロも軽い５０キロでした。
2004年1月13日
・ 荒尾 第８競走 不知火賞（Ｂ１Ｂ２） 1900ｍ
一昨年の２歳女王・ハリマブルースが捲って快勝。肥後さざんか賞馬ユメゴゼンは失速６着敗退。
１ ハリマブルース 荒 尾 牝 4 55.0 新町充 古澤清 478 2:10:7
２ ハイセイアポロ 荒 尾 牡 5 56.0 杉村一 工藤榮 496 2:11:5 ４
３ ツルギビックワン 荒 尾 牡 4 56.0 尾林彦 佐伯茂 499 2:11:7 １
４ ミスターカツハヤ 荒 尾 牡 5 56.0 吉井浩 工藤榮 481 2:12:0 １1/2
５ キヨノガイカ 荒 尾 セ 5 56.0 高山伸 宇都徳 511 2:12:2 １
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ユメゴゼン 荒 尾 牝 4 55.0 吉留孝 松島壽 437 2:12:4 １
７ ロトアピール 荒 尾 牝 5 56.0 古泉悟 幣旗昭 455 2:12:7 １1/2
８ ミヤノノーブル 荒 尾 牝 9 55.0 矢野猛 副島義 470 2:13:6 ５
９ マツノリリーフ 荒 尾 牝 7 54.0 ☆村島 古澤清 444 2:18:1 大差
ユメゴゼンは不調が続いてますね。好位につけたようなんですが、結局６着敗退。個人的応援馬の
ミスターカツハヤはハナを叩かれ、それでも何とか４着確保。逃げられなかった時点でもうダメなん
ですが、展開に恵まれない中での入着は先に期待が持てるというものです。
2004年1月12日
・ 福山 第10競走 第35回新春賞（重賞・Ａ２限定） 1800ｍ
４歳牝馬ラピッドリーランが逃げ切り圧勝。この勢いならＡ１戦でも期待大。
１ ラピッドリーラン 福 山 牝 4 54.0 片桐正 那俄哲 450 2:00:4
２ サンキュウホマレ 福 山 牡 5 55.0 藤本三 吉井昭 441 2:01:8 ７
３ グリンティアラ 福 山 牝 8 53.0 池田敏 濱田輝 494 2:02:1 １1/2
４ アヤヒカリ 福 山 牝 5 54.0 吉延忠 吉井昭 505 2:02:3 １
５ サエノリーダー 福 山 牡 7 54.0 楢崎功 吉井英 472 2:02:7 ２
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ライトジュピロ 福 山 牡 8 54.0 對ｨ雄 番園一 474 2:02:7 クビ
７ フジナミスペシャル 福 山 牡 6 54.0 嬉勝則 小嶺英 516 2:03:0 １1/2
８ メガビソウ 福 山 牡 7 54.0 鋤田誠 堀部重 483 2:03:3 １1/2
９ ゴージャパン 福 山 牝 6 53.0 岡田祥 荻田恭 450 2:03:5 １
10 ブラウンペガサス 福 山 牡 7 54.0 佐原秀 石井勝 489 2:05:5 大差
いつもなら、「Ａ２重賞なんて重賞じゃねぇー！」とコメントも適当に済ますのですが（爆）、
今年の新春賞はＡ１戦と言ってもおかしくないほどの好メンバー。そして勝ったのが、全日本
アラブグランプリの惨敗以後、急速にパワーアップしているラピッドリーラン。しかも、
前走Ａ３戦に続いての圧勝。この先期待を持たせる勝利でした。ラピッドリーランは補助馬なので、
荒尾の「九州アラブ栄冠」への出走資格がありますが、狙ってくれば荒尾勢にとってはかなりの
脅威となるでしょう。もっとも、ユノエージェントも出走を狙っているらしいですが（汗）
・ 笠松 第９競走 めいほう杯（Ａ級２組） 1600ｍ
名古屋から出張のミルフィーユマリモは追い込み届かず２着。先行抜け出したキッポータローが３連勝。
１ キッポータロー 笠 松 牡 5 55.0 仙道光 水野善 475 1:45:1
２ ミルフィーユマリモ 愛 知 牝 4 54.5 戸部尚 錦見勇 438 1:45:4 １1/2
３ キビノテイセン 愛 知 牡 7 57.0 安部幸 伊藤己 461 1:45:8 ２
４ ボナンザーアピール 笠 松 牡 6 57.0 柴山雄 今井孝 480 1:46:0 １
５ セイフクガバナー 愛 知 牡 7 56.0 ☆宮下 新山廣 511 1:46:4 ２
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ビソウラベンダー 愛 知 牝 5 54.0 上松竜 福田秀 458 1:46:4 アタマ
７ ナイスヒロシ 笠 松 牡 7 53.0 ▲阪上 田邉睦 462 1:46:6 １
８ ヘイセイユタカ 笠 松 牡 6 55.0 東川公 原隆男 453 1:46:6 アタマ
９ トキワローゼン 笠 松 牡 6 56.0 安藤光 今井孝 482 1:48:0 ７
10 シリウスジュニア 笠 松 牡 6 56.0 高木健 水野善 468 1:49:8 ９
今日のミルフィーユマリモ。一言で言えば、昨年の高知「山茶花特別」でのダスティーのような負け方、でした。
位置取り後ろ過ぎ＆動くの遅すぎ。マイル戦なんですから、残り６００ｍであの位置では無理でしょう。キッポータローもいい感じで
早めに抜け出してましたしね。という訳で、今回のミルフィーユマリモの敗戦に関しては度外視して構わないと思います。
2004年1月11日
・ 佐賀 第９競走 緑川特別（「九州アラブチャンピオン」ステップ競走） 1800ｍ
九州アラブチャンピオンに向けて最後のステップレース。福山の元「女帝」ドリーミングが快勝。
１ ドリーミング 佐 賀 牝 8 54.0 山口勲 三小幸 490 2:00:9
２ サンキューレディー 佐 賀 牝 5 53.0 川野幸 古賀光 445 2:01:5 ３
３ ミスターナタリー 佐 賀 牡 7 54.0 北村欣 川田孝 508 2:01:6 クビ
４ クールマックス 佐 賀 牡 8 54.0 永尾正 的場信 506 2:01:6 クビ
５ ホーエイハンター 佐 賀 牡 6 54.0 吉田順 的場信 513 2:02:5 ５
----------------------------------------------------------------------------------------
６ スズノウインディ 佐 賀 牡 5 54.0 鮫島克 大垣敏 509 2:02:6 3/4
７ キングタイムリー 佐 賀 牡 8 54.0 井上悦 手島勝 461 2:02:7 クビ
８ ウイングスハーバー 佐 賀 牝 6 53.0 真島正 山田義 471 2:03:0 １1/2
９ ブルーバードダイヤ 佐 賀 牝 7 53.0 岡元隆 九日光 461 2:03:0 クビ
10 スカイ 佐 賀 牡 6 54.0 原口義 吉田昭 516 2:03:9 ５
11 デュアルハーバー 佐 賀 牡 8 54.0 新原健 上川薫 468 2:03:9 ハナ
12 ヤマノキング 佐 賀 牡 7 54.0 三井邦 大垣敏 490 2:05:1 ６
上位３頭に九州アラブチャンピオンへの優先出走権が与えられるこのレース。あのドリーミングが
転入緒戦以来の勝利を飾りました。前走は７着惨敗し調子が懸念されましたが、見事に復活。なお、
ステップレース「球磨川特別」を勝ったホーエイハンターは２走ボケなのか５着敗退。文字通り、九州
競馬のアラブチャンピオンを決める一戦「九州アラブチャンピオン」はいよいよ２週間後、１月２５日
に行なわれます。
・ 福山 第７競走 ３歳条件 1600ｍ
素質馬・アカイアンパンが待望の２勝目。２着に門別・ジュニアチャンピオン２着のイケノリンボー。
１ アカイアンパン 福 山 牡 3 54.0 石井幸 江口秀 456 1:52:5
２ イケノリンボー 福 山 牡 3 54.0 渡辺博 吉井勝 463 1:53:0 ２1/2
３ モナクマリオ 福 山 牡 3 54.0 岡田祥 荻田恭 432 1:53:1 クビ
４ ウイニングフレンド 福 山 牡 3 54.0 黒川知 渡邉貞 468 1:53:3 １
５ セキメイジャパン 福 山 牡 3 54.0 嬉勝則 濱田輝 478 1:53:6 １1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ジーエスドリーム 福 山 牝 3 53.0 楢崎功 鋤田久 419 1:53:9 １1/2
７ ハマノミーキ 福 山 牝 3 53.0 對ｨ雄 番園一 450 1:53:9 アタマ
８ サウンドシャレード 福 山 牡 3 54.0 片桐正 那俄一 497 1:55:4 ７
９ ゴールドジュニア 福 山 牡 3 54.0 鋤田誠 鋤田久 487 1:56:9 ７
素質馬が上位を占め、今後の福山３歳戦線を占う上でチェックしておきたいレースです。
勝ったのは昨年の門別・アラブ王冠で待望の重賞制覇を果たしたカムロギシンワの弟であるアカイアンパン。
ユニークな名前ですが、個人的に目を付けている素質馬の１頭です。血統的背景もさることながら、馬格や
バランスなど、なかなか良い馬体をしている馬なんで。このところずっと２着が続いていましたが、今回
ようやく２勝目を挙げ、加えて２着馬が道営で実績を挙げているイケノリンボーですから価値の大きい１勝
かと思います。３着のモナクマリオは快速で知られたモナクマリンの弟で、今回後方から捲り一発、４角入口
では先頭だったようですが、踏ん張れず３着でした。
2004年1月10日
・ 高知 第９競走 Ｃ２ 1400ｍ
「銀の鞍賞」優勝馬・マルチジャガーが前走に続いて古馬Ｃ級戦で完勝。これで６連勝。
１ マルチジャガー 高 知 牡 3 55.0 赤岡修 松木啓 495 1:37:0
２ ナンゴクボーイ 高 知 牡 4 56.0 堅田雅 曾我心 465 1:37:5 ２1/2
３ タクマセンプー 高 知 牡10 55.0 古川文 宗石大 483 1:37:8 １1/2
４ ホマレエコウ 高 知 牡10 55.0 西川敏 大関吉 449 1:38:1 １1/2
５ アサカタイショウ 高 知 牡11 55.0 明神繁 宗石大 510 1:38:1 アタマ
----------------------------------------------------------------------------------------
６ エクスカリバー 高 知 牝 5 55.0 宮川実 細川忠 426 1:38:1 クビ
７ リョージョー 高 知 牡 9 55.0 西内忍 別府真 470 1:38:3 １
８ アマゴトウザイ 高 知 牡 9 54.0 ☆上田 宗石大 447 1:38:6 １1/2
９ リーシャトル 高 知 牝 7 54.0 川江光 谷 力 486 1:39:4 ４
好位追走から３コーナーで早め抜け出して、後はそのまま後続を完封。強い競馬でＣの２組戦を
制したマルチジャガー。今回は赤岡騎手との初めてのコンビでしたが、ＶＴＲを見た感じは大きな問題も無く
人気に応えて勝利できたのは何よりでした。今年の高知３歳はトライバルジャガー、マルチジャガー、共に早くも古馬を
圧倒するような若駒離れした馬が登場し、これまでにないレベルの高さを見せています。目下ナンバー
３のエメラルドオーカンにしても好センスな走りを見せていますし、今年の三冠戦線が今からとても楽しみです。
2004年1月8日
・ 園田 第８競走 特別 Ｓ１ 1700ｍ
ハッコーディオスが逃げ切り圧勝。２着はＢ級条件のビクトリービュティ。
１ ハッコーディオス 兵 庫 牡 7 57.0 岩田康 清水正 503 1:51:5
２ ビクトリービュティ 兵 庫 牝 4 52.0 松浦聡 謝良文 465 1:52:2 ４
３ ストロングゲイル 兵 庫 牡 8 54.0 田中学 田中道 461 1:52:6 ２1/2
４ ハッタブライト 兵 庫 牡 6 53.0 谷川真 利國彦 467 1:52:9 ２
５ ブラウンブルドン 兵 庫 牡 4 53.0 小谷周 山本和 491 1:53:3 ２1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ キフネジーマー 兵 庫 牡 5 53.0 有馬澄 溝橋一 509 1:53:5 3/4
７ キビノジョージ 兵 庫 牡 6 53.0 永島太 森澤憲 543 1:53:5 アタマ
８ ユウターエルシー 兵 庫 牝 6 53.0 大山寿 西門則 455 1:53:5 ハナ
９ アリマオー 兵 庫 牡 7 53.0 文原学 上田伸 493 1:53:6 3/4
10 マサノライデン 兵 庫 牡 7 53.0 松浦政 山口益 469 1:54:0 ２1/2
11 ブッシュミルズ 兵 庫 牡 6 53.0 尾林二 鴨林毅 476 1:55:0 ６
12 ランダムオーク 兵 庫 牡 7 53.0 宮西晃 尾原強 470 1:55:1 1/2
ハッコーディオスが危なげなくＳ１戦を快勝。本来、このメンツで負けてもらっては困る馬なんで（汗）
で、結局前へ行ったもの勝ちみたいな感じでビクトリービュティが粘って２着。ストロングゲイルは途中で
末脚が止まってしまいました。Ｂ級で３着に負けているような馬がＳ１で２着とは･･･と最初思いましたが、
実際最近はＡ１戦の編成が無く、Ｂ１→Ｓ１みたいな状況になってます。Ｓ１の下の方とＢ１の上の方は
差が無い状態になりつつあるようですから、いちいち驚くような事でもないかもしれません。むしろ、松浦聡
が連に絡む、という事に驚くべきかもしれませんね（爆）
2004年1月4日
・ 名古屋 第10競走 第85回名古屋杯（ＳＰ１重賞・オープン） 1900ｍ
トライアルを制したキジョージャンボが本番でも人気に応えて快勝。正月の大一番を制す。
１ キジョージャンボ 愛 知 牡 4 57.0 丸野勝 井上正 520 2:04:5
２ グレンゼスター 愛 知 牡 6 57.0 吉田稔 宮本仁 478 2:04:8 １1/2
３ セトノランボー 愛 知 牡 7 57.0 宇都英 伊藤定 526 2:04:9 クビ
４ ゴールドランプ 愛 知 牡 7 57.0 兒島真 恣c隆 508 2:05:5 ３
５ ボールドヒリュウ 愛 知 牡 6 57.0 戸部尚 錦見勇 470 2:05:7 １
----------------------------------------------------------------------------------------
６ セイフクガバナー 愛 知 牡 7 57.0 小山信 新山廣 512 2:06:7 ５
７ スマノリーフ 愛 知 牝 6 55.0 宮下瞳 岩田克 434 2:06:7 アタマ
８ トガミアスリート 愛 知 牡 6 57.0 深見明 藤ケ人 496 2:06:8 1/2
９ トキノメイユウ 愛 知 牡 9 57.0 福重正 安部弘 464 2:07:5 ３
10 キビノテイセン 愛 知 牡 7 57.0 安部幸 伊藤己 460 2:07:5 アタマ
11 アインナッチー 愛 知 牝 7 55.0 平田貴 伊藤己 464 2:07:9 ２
12 ゴールドランチ 愛 知 牝 6 55.0 岡部誠 恣c隆 438 2:10:0 大差
最近、これと言った馬がいなかった名古屋古馬戦線に新風を巻き起こす存在として、
キジョージャンボは今年ますます目が離せないでしょうね。人気に応えての勝利、見事でした。
ちなみに昨年（正月）の優勝馬セトノランボーは３着でした。
・ 福山 第10競走 福山市議会議長杯若駒賞（３歳） 1600ｍ
３頭接戦。全日本２歳アラブ優駿上位組の２頭を、キタキコウが僅差で抑える。
１ キタキコウ 福 山 牡 3 54.0 岡田祥 吉井英 457 1:50:2
２ ユタカマンタロウ 福 山 牡 3 55.0 野田誠 堀部重 443 1:50:3 クビ
３ ヤスキノショウキ 福 山 牡 3 54.0 片桐正 神原勝 468 1:50:3 アタマ
４ アポロセンスイ 福 山 牡 3 54.0 鋤田誠 外山清 465 1:50:9 ３
５ アトムビクトリー 福 山 牡 3 54.0 佐原秀 那俄哲 446 1:51:1 １
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ホクザンファイズ 福 山 牡 3 54.0 渡辺博 外山清 465 1:51:1 アタマ
７ フジキウルフ 福 山 牡 3 54.0 楢崎功 東森優 474 1:51:4 １1/2
８ ピアドジャザー 福 山 牝 3 53.0 嬉勝則 白津壽 413 1:51:4 ハナ
９ ホマレタイセイ 福 山 牝 3 53.0 高森良 堀部重 458 1:51:8 ２
個人的に、ホクザンファイズとピアドジャザーがボロ負けっていうのが残念ですね。
アトムビクトリー５着というのは、彼らしい結果のような気がして微笑ましいですが。
いや、負けたんだから微笑ましくはないか（汗）
・ 名古屋 第８競走 寿特別（Ａ級２組） 1600ｍ
ミルフィーユマリモ、福山帰り緒戦は僅差ながら勝利。他の４歳有力馬は離されての入線。
１ ミルフィーユマリモ 愛 知 牝 4 53.0 吉田稔 錦見勇 436 1:43:4
２ ドランブイキング 愛 知 牡 6 55.0 安部幸 内村寛 512 1:43:4 クビ
３ エムエスオーカン 愛 知 牡 4 55.0 岡部誠 竹下直 482 1:44:3 ４
４ ナルコ 愛 知 牝 4 53.0 戸部尚 安達良 422 1:44:5 １1/2
５ マルスホープ 愛 知 牡 7 55.0 深見明 伊藤定 502 1:45:0 ２1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ダイヤモンドアトム 愛 知 牡 7 55.0 山田崇 戸澤肇 476 1:45:1 1/2
７ ビソウラベンダー 愛 知 牝 5 53.0 上松竜 福田秀 460 1:46:1 ５
８ サンキンローズ 愛 知 牝 7 52.0 ☆大畑 錦見勇 420 1:46:6 ２1/2
９ キティヨシノ 愛 知 牝 5 52.0 ☆宮下 竹口勝 428 1:47:1 ２1/2
10 センターロイヤル 愛 知 牝 4 53.0 宇都英 伊藤定 446 1:47:1 クビ
ミルフィーユマリモ、やっぱり強いですね。キジョージャンボも強くなりましたが、
やはりこの馬の実力も相変わらず高いです。今後の対決が楽しみですね。
2004年1月3日
・ 園田 第10競走 兵庫県知事賞典 第46回新春賞（混合重賞・オープン） 1870ｍ
アラブからただ１頭参戦したサンバコール。２度目の優勝を狙うも直線失速、８着惨敗。
１ ホクザンフィールド 兵 庫 牡 5 59.0 小牧太 橋本忠 483 4 2:01:0
２ マイネルエクソン 兵 庫 牡 4 58.0 永島太 寺嶋正 510 6 2:01:2 １1/4
３ インターレジェンダ 兵 庫 セ 6 56.0 有馬澄 住吉朝 445 2 2:01:2 ハナ
４ トロットヒーロー 兵 庫 セ 5 55.5 岩田康 清水正 451 -3 2:01:4 １1/4
５ シンボリシャイアン 兵 庫 牡 7 53.0 下原理 寺嶋正 473 -4 2:01:4 アタマ
----------------------------------------------------------------------------------------
６ シュンエイゼネラル 兵 庫 牡 7 52.0 寺地誠 寺地隆 507 -3 2:01:9 ３
７ マタカッタ 兵 庫 牡 4 53.0 赤木高 田中道 436 6 2:01:9 クビ
８☆サンバコール 兵 庫 牡 9 57.0 田中学 西村守 515 0 2:02:0 クビ
９ ウェイザストロング 兵 庫 牡 4 49.0 玉垣光 屋敷和 483 0 2:02:2 １1/4
10 ヒラカツローレル 兵 庫 牝 4 53.0 松平幸 山元紀 465 2 2:02:6 ２1/2
11 スカイゴーラン 兵 庫 牡 8 49.0 松浦高 斉藤裕 469 0 2:03:2 ４
（☆がアラブ）
今回は好位からの競馬。全日本タマツバキ記念のような競馬を期待したんですが･･･ダメでした。
・ 高知 第８競走 ひとっちゃん５６おめでとう記念特別（ＢＣ混合） 1400ｍ
エスケープハッチが福山遠征帰り緒戦を快勝。２着は前走転入緒戦を勝った元上山のサファリルージュ。
１ エスケープハッチ 高 知 牡 4 55.0 赤岡修 田中譲 469 1:35:0
２ サファリルージュ 高 知 牝 8 54.0 倉兼育 松下博 464 1:35:4 ２
３ オーゴンサチカゼ 高 知 牡 4 54.0 中越豊 宗石大 453 1:35:4 クビ
４ アポロファースト 高 知 牡 9 54.0 花本正 山岡恒 464 1:35:7 １1/2
５ ノーブルナイト 高 知 牡 8 55.0 西川敏 大関吉 486 1:36:0 １1/2
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ブルースマノ 高 知 牡 9 55.0 古川文 坂本一 447 1:36:3 １1/2
７ チュウオーシャトル 高 知 牝 5 55.0 中西達 田中譲 467 1:36:6 １1/2
８ カミケンマック 高 知 牡 5 56.0 堅田雅 別府真 513 1:37:7 ５
９ マスパスオール 高 知 牝10 52.0 ☆上田 松下博 460 1:37:8 クビ
10 ホエールシャドウ 高 知 牡10 55.0 川江光 宮路洋 475 1:38:4 ３
11 コウエイケレス 高 知 牝 9 54.0 宮川実 平和人 452 1:38:9 ２1/2
ＢＣ混合で負けてもらっては困りますので、一安心な結果ですね。オーゴンサチカゼのコンスタントな
末脚も相変わらずのようです。
・ 高知 第10競走 開運！ＭＲＣ乗馬カーニバル特別（ＡＢ混合） 1600ｍ
「タカサゴスピード記念特別」優勝のピアドオスカーが連勝。ニホンカイマリノは連勝ならず２着。
１ ピアドオスカー 高 知 牡 7 55.0 明神繁 別府真 460 1:50:3
２ ニホンカイマリノ 高 知 牝 9 54.0 西川敏 山岡恒 434 1:50:4 クビ
３ インディシュート 高 知 牡 6 54.0 ☆上田 國澤輝 492 1:50:9 ２1/2
４ マルサントウショウ 高 知 牡 8 55.0 倉兼育 平和人 508 1:50:9 アタマ
５ ヨシゼンファイナル 高 知 牡10 54.0 中越豊 川野勇 451 1:50:9 クビ
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ナンカイセンプー 高 知 牡 9 55.0 中西達 平和人 455 1:51:3 ２
７ リーダー 高 知 セ 6 54.0 花本正 細川忠 443 1:52:2 ４
８ センターサンライズ 高 知 牡 5 55.0 堅田雅 別府真 481 1:52:3 1/2
９ トビシマノウミ 高 知 牡 8 55.0 緒方洋 曾我心 449 1:52:5 １
10 カガヤキランボー 高 知 牡 5 54.0 川江光 宮路洋 481 1:53:2 ３
11 アユタヤ 高 知 牡 8 55.0 古川文 宮路洋 500 1:54:7 ７
僅かの差だったようですが、ニホンカイマリノ届かずでした。ピアドオスカー、連勝してしまった以上
次の開催はＡ級戦出走になりそうですが、さすがに次はキツいと思います。どうでしょうねぇ。
・ 高知 第７競走 初月特別（３歳１組） 1400ｍ
銀の鞍賞２着のエメラルドオーカンが順当勝ち。
１ エメラルドオーカン 高 知 牡 3 55.0 明神繁 別府真 453 1:36:8
２ ロックハート 高 知 牡 3 55.0 堅田雅 大関吉 456 1:37:5 ３
３ カイヨウトレバリー 高 知 牡 3 55.0 宮川実 打越初 455 1:37:8 １1/2
４ キミバンザイ 高 知 牡 3 55.0 西内忍 打越初 447 1:38:1 １1/2
５ ミシマホワイティー 高 知 牝 3 54.0 倉兼育 細川忠 430 1:38:3 １
----------------------------------------------------------------------------------------
６ センターフランク 高 知 牡 3 55.0 赤岡修 別府真 435 1:39:6 ６
７ ニシノトウザイ 高 知 牡 3 55.0 中西達 炭田健 434 1:40:1 ２1/2
８ ユタカタイショー 高 知 牡 3 55.0 花本正 山岡恒 428 1:41:5 ７
ナンバー２のマルチジャガーも一般馬編入となると、こういうメンツになってしまいますよね。
でも、ナンバー３も抜け出している感があります。
2004年1月2日
・ 福山 第９競走 第39回福山大賞典（重賞・Ａ１以下選抜） 2600ｍ
福山古馬の頂点を決める大一番。長距離王・ユキノホマレがミナミセンプウ以来の２連覇を達成。
１ ユキノホマレ 福 山 牡 5 55.0 楢崎功 田代専 524 3:02:7
２ スイグン 福 山 牡 4 54.0 片桐正 千同武 505 3:03:2 ２1/2
３ モナクカバキチ 福 山 牡 5 55.0 岡田祥 荻田恭 471 3:03:5 １1/2
４ ユノエージェント 福 山 牡 4 54.0 嬉勝則 番園一 508 3:03:6 1/2
５ ハカタカッサイ 福 山 牡 6 55.0 渡辺博 吉井勝 491 3:03:7 クビ
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ネーチャーフレンド 福 山 牡 7 54.0 藤本三 田代専 477 3:05:0 ６
７ メカリジョージ 福 山 牡 7 54.0 鋤田誠 若林達 496 3:05:6 ３
８ リーガルジョージ 福 山 牡 8 54.0 野田誠 外山清 455 3:06:8 ６
９ ブラウンペガサス 福 山 牡 7 54.0 佐原秀 石井勝 487 3:08:1 ６
（画像提供：おさるさん）
福山ではいろんな全国交流重賞が行なわれていますが、個人的にはやはりこのレースが「福山最大」の
レースだと思うんですよ。賞金もさることながら、ダートでは日本最長距離となる２６００ｍで争われる
伝統の一戦。なんか重みが違うように思えて。ただ、来年から１着賞金が１０００万から８００万円へ
減額されるそうで、加えて距離短縮も検討されているとかで、賞金は経営難の折仕方ないとしても、距離だけ
は変えないでほしいなぁと思う今日この頃です。それはさておき、２０００を越える距離では連対パーフェクト、
２２５０ｍ以上では無敗を誇る長距離王・ユキノホマレが、全日本アラブグランプリ覇者スイグンを
差し切り優勝。１９９５年、１９９６年の競走を制したミナミセンプウ以来の福山大賞典２年連続優勝の
快挙を成し遂げました。
・ 笠松 第９競走 第32回アラブギフ大賞典（ＳＰ１重賞・オープン） 1900ｍ
銀嶺争覇の１、２着が逆転。伏兵アンドダッシュが優勝、オープン初勝利で重賞も初制覇。
１ アンドダッシュ 笠 松 牡 5 52.0 濱口楠 柳江仁 483 2:05:4
２ ツルギベンサー 笠 松 牝 6 52.0 大恁､ 山際孝 450 2:05:6 １
３ アイシスエール 愛 知 牡 5 53.0 向山牧 竹地正 427 2:05:6 クビ
４ アスカタイヨー 笠 松 牡 6 50.0 佐藤友 田口輝 487 2:05:9 １1/2
５ クラボクモン 笠 松 牡 7 52.0 柴山雄 岩崎幸 426 2:06:1 １
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ヤマノユーノス 笠 松 牡 4 52.0 東川公 今井孝 489 2:07:4 ６
７ ミスターハヤブサ 笠 松 牡 6 53.0 川原正 伊藤強 459 2:08:6 ６
８ トキワダイドウ 笠 松 牡 7 52.5 仙道光 水野善 462 2:08:7 クビ
９ アラブドラゴン 笠 松 牡 7 53.0 安藤光 藤田正 509 2:09:1 ２
10 ホウシュウトミカワ 笠 松 牡 9 50.0 島崎和 柴田高 503 2:11:3 大差
ツルギベンサーって、やっぱり長い距離は多少マイナスだと思うんですよ。で、今回は逃げるツルギベンサー
をきっちりマークしたアンドダッシュが番手差しで見事優勝。アンドダッシュはデビュー時からその馬格の良さから将来を
嘱望されましたが、ようやくその期待に応えたと言えるでしょう。一方で、昨年の優勝馬ミスターハヤブサは７着と
やや寂しい結果となっています。
・ 荒尾 第９競走 初春特別（オープン） 1900ｍ
まるで「兵庫同窓会」なメンツ。勝ったのは９月まで兵庫で走っていたスーパーセレビイ
１ スーパーセレビイ 荒 尾 牡 5 57.0 高山伸 松島壽 573 2:08:9
２ スターライトマルコ 荒 尾 牝 6 57.0 吉井浩 崎谷彦 500 2:08:9 アタマ
３ ドキドキヒリュウ 荒 尾 牡 6 54.0 吉留孝 後藤禎 486 2:09:5 ３
４ ソレユケイチマツ 荒 尾 牡 6 56.0 △松島 飯島雄 487 2:09:7 １
５ ビクトリーシマユウ 荒 尾 牝 8 56.0 林陽介 崎谷彦 417 2:09:9 １
----------------------------------------------------------------------------------------
６ タカスペシャル 荒 尾 牡 6 54.0 尾林彦 田中隆 468 2:09:9 アタマ
７ サチノセンプー 荒 尾 牡 6 57.0 後藤孝 宇都徳 494 2:10:2 １1/2
８ ムツミカッスル 荒 尾 牝 6 53.0 西村栄 福島幸 479 2:11:0 ４
９ カーラントハーバー 荒 尾 牡 6 57.0 新町充 古澤清 468 2:14:8 大差
10 マルトウブルショワ 荒 尾 牡11 56.0 ☆佐藤 後藤禎 478 2:21:3 大差
かつて「ファン選抜よりこっちの方がメンツ豪華やん」と評される事も多かった裏番組のオープンですが、
今年は裏番組らしくヘボヘボなメンツ（失礼）になりました。しかも、出走馬１０頭中８頭までが兵庫デビュー
馬ときました。既に佐賀所属で荒尾の重賞を勝っているスターライトマルコを頭差抑えて、昨年秋口まで
兵庫Ａ１〜Ｓ１で走っていたスーパーセレビイが勝っています。
・ 高知 第２競走 Ｃ級 1300ｍ
銀の鞍賞優勝馬・明け３歳マルチジャガーが昨年の荒鷲賞２着馬トサノアバレンボウを下す。
１ マルチジャガー 高 知 牡 3 55.0 西川敏 松木啓 497 1:28:7
２ トサノアバレンボウ 高 知 牡 4 55.0 中越豊 田中譲 479 1:29:1 ２
３ ブルーロマン 高 知 牡 4 55.0 赤岡修 松木啓 474 1:29:3 １
４ プレシャスオー 高 知 牡 4 55.0 花本正 山岡恒 473 1:29:4 1/2
５ ストロングオー 高 知 牡 4 55.0 倉兼育 別府真 455 1:30:0 ３
----------------------------------------------------------------------------------------
６ カイヨウアラジン 高 知 牡 4 55.0 西内忍 打越初 473 1:30:1 1/2
７ ピアドイッキ 高 知 牡 4 55.0 明神繁 別府真 407 1:30:1 クビ
８ ビワシロオー 高 知 牡10 55.0 宮川実 打越初 469 1:32:5 大差
ハルウララのおかげで史上３番目の超満員となったこの日の高知競馬ですが、午前中に２鞍だけ行われた
アラブ戦の片方がこれです。トサノアバレンボウは近走もコンスタントに上位に食い込み好調だっただけに、
その馬相手に快勝したマルチジャガー、やはり強いですね。
2004年1月1日
・ 高知 第10競走 南国王冠第31回高知市長賞（重賞・オープン） 2400ｍ
高知競馬最強アラブ決定戦。ダスティーが後続に大差をつけて、高知での初重賞制覇を成し遂げる。
１ ダスティー 高 知 牡 8 55.0 倉兼育 田中譲 477 2:48:5
２ アローパッション 高 知 牡 9 54.0 緒方洋 打越初 441 2:50:7 大差
３ コウエイエンジェル 高 知 牝 7 54.0 花本正 宮路洋 481 2:52:0 ６
４ マルジュウラッド 高 知 牡 6 55.0 西川敏 田中譲 475 2:52:0 クビ
５ ニシキノマーク 高 知 牡 9 55.0 赤岡修 谷 力 485 2:52:6 ３
----------------------------------------------------------------------------------------
６ ナスノセンプー 高 知 牡 8 55.0 宮川実 打越初 495 2:52:8 3/4
７ スカイプリティー 高 知 牝 5 54.0 中西達 打越初 456 2:53:1 １1/2
８ ハナサキボタン 高 知 牡 6 55.0 中越豊 雑賀正 450 2:53:6 ２1/2
９ ジョイブラボー 高 知 牡 9 55.0 古川文 田中譲 509 2:53:6 ハナ
10 エイランヒット 高 知 牡 8 55.0 上田将 國澤輝 467 2:54:5 ４
11 サンユウラピート 高 知 牡 8 55.0 明神繁 別府真 460 2:55:3 ４
（画像提供：高知県競馬組合／公式ＨＰ「ＲＹＯＭＡ ＤＥＲＢＹ」）
ダスティーが向こう正面で早めに動き、直線入り口で先頭に立つと後続を見る見るうちに突き放し、
あっという間に大差をつけて優勝。これまで、水沢、金沢で重賞を勝った事のあるダスティーですが、
高知ではこれが初めてのタイトルとなりました。また、重賞制覇は４歳以来、約４年ぶりとなります。
それにしても、高知に移籍してから最も強い勝ち方だったんじゃないでしょうか。とにかく凄いの
一言に尽きる勝ちっぷりでした。
・ 荒尾 第９競走 コウザンハヤヒデメモリアル 第27回門松賞（重賞・明け３歳） 1500ｍ
中心馬がおらず難解な一戦も人気サイドの決着。コウザンシンシン、捲り一発５馬身差圧勝。
１ コウザンシンシン 荒 尾 牡 3 56.0 西村栄 福島幸 499 1:40:7
２ マイティイムラ 荒 尾 牝 3 55.0 尾林彦 橋本幸 429 1:41:6 ５
３ シルバーコスモス 荒 尾 牝 3 55.0 吉留孝 中尾信 430 1:41:8 １
４ ブルバードタイム 荒 尾 牡 3 56.0 後藤孝 畑田修 429 1:41:8 アタマ
５ ヨシノトライバル 荒 尾 牡 3 56.0 杉村一 佐伯茂 432 1:42:2 ２
----------------------------------------------------------------------------------------
６ カシス 荒 尾 牡 3 56.0 吉井浩 工藤榮 465 1:42:5 １1/2
７ マイキーストロング 荒 尾 牡 3 56.0 吉田隆 古澤清 456 1:42:6 1/2
８ ラショナハート 荒 尾 牝 3 55.0 椎葉智 平山良 455 1:44:0 ７
９ カノヤジハード 荒 尾 牡 3 56.0 古泉悟 幣旗昭 435 1:44:1 1/2
10 ガンバリナッセ 荒 尾 牝 3 55.0 高山伸 橋本幸 407 1:45:4 ７
11 カツイチセンプウ 荒 尾 牝 3 55.0 矢野猛 和田正 457 1:46:2 ４
ヤングチャンピオン優勝のケイウンリーダーは不出走。傑出した馬がおらず混戦が予想されましたが、
配当的には比較的平穏な結果となりました。ヤングチャンピオンは８着惨敗も、補助馬特別戦などを勝っている
コウザンシンシンがウソみたいな圧勝で重賞制覇（爆）タイム的に悪くはないと思うのですが、真の実力の
ほどは今後を見ないと、と言うのが正直な気持ちです（^^;