アラブステーション
８月２１日～９月２０日分

９／１９

・　園田競馬場で行われた「関宮町氷ノ山・鉢伏山紅葉特別」は、重賞並みのすごいメンバーとなりました。エイランボーイ（６１キロ）、ケイエスヨシゼン（５８キロ）、ワシュウジョージ（６２キロ）･･･斤量もすごいです（汗）。で、実力ナンバーワンと目されるエイランボーイが１番人気に推されましたが、ケイエスヨシゼンがこのエイランボーイをクビ差捕らえて１着。摂津盃に続いて連勝となりました。ワシュウジョージは休み明けで６２キロはきつかったか、４着と敗れています。ケイエスヨシゼン、何度でも言いますが”偉大な馬”ですね。（２１日に追記しました（謝））

　・　宇都宮競馬場では、４歳の特別戦「ミレニアム特別」が行なわれました｡注目は８戦全勝（前々走まで、ですが･･･）の強豪デイオウルフ。今まで、取り上げるのをすっかり忘れていた注目馬です。（なんて失礼な奴^^;;）もう１頭、８戦６勝パーフェクト連対のニノミヤダイヤも登場。２頭の対決の結果は･･･デイオウルフがニノミヤダイヤを１馬身半抑えて勝ちました。ただ、５着までの着差が全て１馬身半以内なんですよね。デイオウルフとニノミヤダイヤが後続を突き放して叩きあいをするのかなと思っていただけに、少々意外な結果でありました｡

・　中津競馬場で行われた「周防灘賞」(オープン）に、１７勝して複勝率１００％の「純中津馬」カヅミレディーが出走･･･するはずだったのですが、なんと出走を取り消してしまいました｡大事無ければよいのですが･･･。で、レースは、そのカヅミレディーの前走、８月２９日の周防灘賞を勝ったツキノポイントが、３角で先頭に立ってそのまま押し切る競馬｡２着も前走同様ホワイトオラシオンが入るという結果となりました｡

９／１７

・　益田競馬場で行われた第８レースのＡ級戦に、益田優駿を制したイッテンヨカイチが約２ヶ月半（と少し）ぶりに登場。逃げたテンテンアロー（Ｂ級重賞「人麿特別」勝ち馬）を捕らえ、１馬身の差をつけて勝ちました｡

・　金沢競馬場で行なわれた「エメラルド特別」（Ａ級）は、古豪アサカタイショウが貫禄勝ち。アイカンセンプーは１番人気に押されたもののアサカタイショウに捕まり２着。それでも２着に踏ん張れているのは立派かもしれません。（逃げてますからね）

・　福山競馬場で行われた「大阪スポーツ賞」（Ｂ２下選抜）に、銀杯を圧勝した４歳の新星・ミスターカミサマが登場。圧勝するかと思われましたが、逃げたサンワリーダーを捕らえる事ができず、頭差の２着に終わりました｡

９／１６

・　新潟競馬場で行われた「五泉特別」（Ａ１）は、昨年の新潟アラブ優駿馬・ストロングゲイルが勝ちました｡ファルコンボーイも出走していましたが、こちらは４着に終わりました｡ちなみにストロングゲイルは１年以上休養していたようで、三走前が東北アラブダービーだったりします。どうやら前走、８月のレースが休養明けのようですが（実は１.８秒差で１着）･･･、これからの活躍に期待しましょう。
(※１７日訂正･･･ストロングゲイルの休養明け緒戦は２走前（着外）でありました。お詫びして訂正いたします。）

・　福山競馬場で行われた「彦山特別」（Ａ１）は、金杯を圧勝したトモシロヒットに人気が集中しましたが、なんとトモシロヒットは６着敗退。勝ったのは、その金杯でトモシロヒットにぶっちぎられての２着だった山陽杯馬・ワールドアイでした。

９／１５

・　上山競馬場から話題を２つ。まずは３歳Ａ１クラスの競走です。前走の重賞「若草賞」３着のホマレエリートが、２着のアイアンチャーチに２秒２（約１１馬身）の大差をつけて圧勝しました。ホマレエリートが一皮剥けたのか、それともこのメンツなら、という事なのか判断に苦しみますが、いずれにせよ３歳トップクラスの競走での事だけに評価していいんじゃないでしょうか。

・　上山からもう一つ。Ａ１クラスの平場戦は、ペルターブレーブがアオイリュウセイをクビ差抑えて１着。マルハチフレンドはアオイリュウセイから遅れる事３馬身で３着。秋の上山に、再びペルターブレーブ旋風が吹き荒れそうな予感がします。

・　金沢競馬場で行われた３歳戦「ガーネット特別」は、またもダイリンフラワとミズホスパーの一騎打ち。今回も軍配はダイリンフラワにあがりました｡着差はクビでした。なお、３着にはナイススター（当地で重賞を幾つも勝った名牝）の仔、ナイスヴイが入りましたが、２着とは２秒（約１０馬身）の大差でした。ダイリンフラワとミズホスパー、この２頭の実力が抜け出た一戦でした｡

・　金沢からも、もう一つ。メインの「サファイア特別」（Ａ級）は単勝１．４倍の圧倒的人気となった４歳の良血馬（マーキュリサンダーの弟）、ハヤテサンダーが勝ちました｡よく見ると、ハヤテサンダーって複勝率１００％なんですね。すごい･･･。

・　笠松競馬場からは３つの話題を。一つ目は第１レースの新馬戦。９月１日の新馬戦でデビューした、スズノキャスターの２番仔、トライバルリーダーが出走、今回は１番人気に支持されましたが、またも４角で捕まり、なんと４着に負けてしまいました｡長い目で見守っていきましょう(^^;;

・　笠松２つ目の話題です。第２レースの３歳戦はミサキノトウザイとエンゼルフレンチという２頭の無敗馬とデビュー戦を勝ったヤマトイチフジがメンバーに名を連ね、なかなかハイレベルな戦いが期待されたのですが･･･、なんとミサキノトウザイは出走取り消し。レースはエンゼルフレンチがヤマトイチフジをアッサリと下し、デビュー以来の連勝を４に伸ばしました｡笠松の３歳戦線はこれでエンゼルフレンチが一歩抜け出す格好となりました。

・　笠松３つ目の話題です。今日のメイン「東海グローリ」（Ａ１～Ｂ１）は、アラブスプリンターカップを制した愛知のブレーンワークと２着のマルカシード、そして７月の準重賞「ひまわり賞」を勝ったミカワチャンピオンなどが登場。勢いに乗るブレーンワークが連勝するかと思われたのですが･･･。どうしたことか、ブレーンワークは直線伸びず、ミカワチャンピオンも久々が響いたかこれまた伸びず、レースはハナを切った元兵庫のトチノミネフジ産駒・クールマックスが制しました｡でも、クールマックスも６月以来久々の競馬だったんですけどねぇ･･･。とにかく、ミネフジ産駒が勝ってくれると、何故かうれしい管理者だったりします(^^)。

・　福山競馬場で行われた第２レースの３歳戦は、前走の３歳特別戦「日向杯ひまわり賞」を勝ったクインオーカン、同レースは３着も、それまでは２戦全勝だったムツミプラウデー、そして２戦全勝のギャラクシアといった面々が人気となりましたが、クインオーカンが連勝を飾る結果となりました｡ムツミプラウデーは逃げて捕まり４着、ギャラクシアはどん尻負けという結果になりました｡

・　荒尾競馬場では３歳の「肥後椿賞」が行なわれました。レースは８月１５日の同レースでコウザンシンオー（レコード勝ちでデビュー）の２着だったタツミカドが勝ちました。ところで、タツミカドの血統を見ていると、いかにも「九州産」って気がしませんか？（父：ブルバードライジン、母の父：ベナ）

９／１０

・　益田競馬場第９レースのＡ級戦は、ニホンカイプリウスが後続に７馬身つけて圧勝しました。さすがプリウス！やっぱり強いですね。ちなみにアサヒノルーチェも出走。こちらは逃げて３着という結果でした｡

・　荒尾競馬場では「江津湖スプリンターカップ」（オープン）が行なわれ、ハナを切ったワシュウテイオウがサンワテイオーの追撃をクビ差しのいで勝ちました｡なお、ワシュウテイオウは兵庫で活躍中のワシュウジョージの兄になります。

・　上山競馬場で行われたＡ２級の特別「おとめ座特別」は、日本海記念５着のカミノマルーエースが勝ち、元新潟のヤングスプリンターは１馬身差の２着となりました。･･･なお、９着（どん尻）には９５年の川崎・全日本アラブ争覇を優勝したマルゼンショウハイの姿も見られます。

９／９

・　荒尾競馬場で行なわれた「オーロラ特設」(オープン）に、楠賞馬コウザンハヤヒデが出走。しかし、３・４コーナーで逃げつぶれ、どん尻負けという予想だにしない結果となりました｡競走中止でないのはせめてもの救いですが、一体どうしたのでしょう。心配です。

９／８

・　名古屋競馬場で行なわれた「セプテンバーオープン」にブラウンダンディが登場。３・４コーナーで持ったまま、絶好の手ごたえで前を捕らえにかかり、ゴールでは２着のキタイセネオンに１馬身差をつけて勝利しました｡あまり差が開いていないので、「調子悪いの？」と心配になりますが、元々「少ない差で圧勝する」タイプですので（これは個人的な見解。違ってたらすいません）問題ないでしょう。実況を聞いている分には”圧勝”と思えるレースでした。

・　高崎競馬場で行われた、サラブレッドのＡＢ特別選抜戦「金精峠特別」にカズタカショウグンが参戦。待ちに待ったサラ挑戦でしたが･･･残念ながら先頭から９馬身離されての３着に終わりました｡残念です。

９／７

・　イケノエメラルド、注目の道営第２戦は「クリスタル特別」。サラ系Ｄ級との混合戦でした。同レースには他にもマサルテンボシ、ホーエチャンピオンといったアラブの強豪が参戦しました。イケノエメラルドは出ムチを入れられたものの好位につけての道中、４角では満を持して前に取り付いたかに見えた（というより、電話で実況聞いてましたので、「聞こえた」が正しいですね）のですが、逃げていたサラのカゼノモンジロウが直線で後続を突き放し、イケノエメラルドはがんばったものの２着が精一杯。３着がマサルテンボシ、４着はホーエチャンピオンでありました。イケノエメラルド、「アラブ最先着」だったのがせめてもの救いでしょうか。でも、２月のグランドミックスが印象深かったので、今回の結果は正直、残念であります。

９／６

・　名古屋競馬場で行われたＡ級６組のレースで、ヘイセイチェッカー（ヘイセイパウエルの妹）が７勝目を飾りました｡何度かお伝えしている通り、このお馬は連対率１００％で、しかも２着は１度だけと成績だけ見れば「新しい怪物の登場か？」と思えますが、タイム的に目を見張るような勝利はなく、（ただ現地で見ていないので、持ったままとか少し追っただけというような余裕の勝利なら話は別なのですが）、「次は大負けするのではないか」と出走のたびにドキドキです。

９／３

・　金沢競馬場では重賞「中京スポーツ賞」が行なわれ、マルイシヒーローが７月の農協牛乳杯に続いての重賞制覇を成し遂げました｡２着には伏兵のハクバオージャ、３着には４歳のトライバルリーフが健闘しています。そうそう、アイカンセンプーも４着とがんばりました。

・　高知競馬場で行われた「月見月特別」（Ａ特別選抜）で、前走５着と敗れてしまったパワーレイクが復活！見事勝利をおさめました。でも、最近成績が不安定ですねぇ。

９／１

・　笠松競馬場で行われた新馬戦にスズノキャスターの二番目の仔、トライバルリーダーが登場。好スタートからハナを切るも、直後でマークし続けていたブルースカイロードに４角で捕まり、そのまま後続馬にも差し切られ３着に終わりました｡なおレースは、ブルースカイロードが余裕で後続ぶっちぎって勝ちました｡

・　笠松競馬場本日のメインは重賞「アラブスプリンターカップ（ＳＰⅡ）」。条件級で楽勝続きの有力４歳馬・クラボクモン、笠松オールカマーでアラブ最先着を果たした愛知のブレーンワーク、準重賞のひまわり賞では惜しいところで勝利を逃したホマレメガミの三頭が人気を形成しましたが、レースは道中は中段に控えていたブレーンワークが４角で外から進出、直線で力強く抜け出し、鞍上の倉地騎手のガッツポーズと共に優勝のゴールイン。クラボクモンは届かず３着止まりでした。なお、本日の笠松競馬については、後日「レースレポート」で詳しくお伝えする予定です。

８／２９

・　上山競馬場から話題を２つ。一つ目は、準メインに行なわれたＡ級優勝のレース。上山転入以来２連勝と好調なタービュレンスは、今回も圧倒的人気に答えて勝ち、連勝を３に伸ばしました｡ただし、２着に突っ込んだビソウウエスタンとの差はクビ差。いよいよ、ビソウウエスタンも調子が出てきたようです。

・　上山から二つ目。全国で最も早く行なわれた３歳重賞「若草賞」は、４勝馬ゴージャパンが貫禄勝ち。（と思っているのですが、どうなんでしょ？）２着には前走もゴージャパンの２着だったホマレトウカクが入り、３着は２戦全勝のホマレエリートが入っています。ゴージャパン、これで名実ともに上山３歳のトップとなりました。今後、ゴージャパンの牙城を崩す有力３歳馬が出てくるのか、成り行きを見守りたいと思います。

・　中津競馬場で行われた「周防灘賞」は、２０戦１７勝、複勝率１００％の生粋の中津所属馬・カヅミレディーが、重賞ウイナーを含むオープンの一線級と対決しました｡しかし、結果は３着。逃げたものの、見事にズブズブ食らったようです。ただ、勝った馬はツキノポイント、２着はホワイトオラシオンと、両方とも重賞ウイナーですし、まだまだこれからでしょう｡それに、複勝率は未だ１００％をキープしてますし、次走に期待しましょう。

８／２５

・　名古屋競馬場で行われた３歳選抜戦は、ニューボーイが勝って４戦全勝としています。２着は勝ち馬の他で唯一勝ち鞍があったショウリサンサンが１馬身半差で入っています。ニューボーイ、４戦全勝とはいえ、レースの相手が相手だけにまだ信用できませんが（何しろ、前３走の２着は全て同じ馬）、今後の戦いぶりに一応注目しようと思います。

・　名古屋競馬場、本日のメインは「葉月オープン」。まずお伝えしなければならないのは、「アズマダイドウ、再び落馬！」という事です。２走前に続いて、今回も人気を背負いながら、３・４コーナーで落馬競走中止してしまいました。（テレホン実況サービスで言ってました）ホンマ、よく騎手を落とす馬です。吉田稔騎手も、こんな馬相手だと大変ですね(^^;　そうそう、レースは３頭接戦の末、サウンドマスターが僅差で勝利をもぎ取っています。

８／２４

・　名古屋競馬場で行なわれたＡ級６組のレースに、カサイクリーク（カサイオーカンの下）とスタウトフェロー（スズノキャスターの仔）が出走。レースはカサイクリークが２馬身差で快勝しました｡スタウトフェローは７着。カサイクリークは、今年笠松で下がデビューしていますが、お兄ちゃんもがんばる、といった所でしょうか？

８／２３

・　名古屋競馬場で行なわれたＡ級７組のレースで、ヘイセイパウエルの妹・ヘイセイチェッカーが単勝元返しの圧倒的人気に応え、後続に１馬身半差をつけて通算の６勝目を挙げました｡個人的な希望ですが、宮下瞳鞍上のまま順調に勝ちつづけて、秋の帝冠賞で重賞制覇！という訳にはいかないでしょうか？(^^)。重賞レースの表彰式で宮下瞳騎手を見たいという人は、名古屋のファンなら結構いらっしゃるのでは？と思うのですが。（もはやアラブネタにあらず（苦笑））

８／２２

・　金沢競馬場第１レースの３歳戦で、当地の生んだ名牝・ナイススターの仔、ナイスヴイが待望の初勝利を挙げました｡初勝利まで４戦、３・４・４・１という道程になります。長かった･･･。それとも私が期待しすぎているのでしょうか？

・　同じく金沢競馬場第２レース「ガーネット特別」は３歳の特別戦。前回の同レースではハナ差で無敗記録が止まってしまったミズホスパーですが、今回は見事３勝目を挙げました。ただし、２着のマサノグレイスとはクビ差。突出した存在ではなくなりつつあるようです。

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