アラブステーション
６月２１日〜７月２０日分
７／２０
・ 荒尾競馬場では九州交流重賞「九州アラブグランプリ」が行なわれました。前回の九州交流重賞・九州アラブ王冠賞を制したトチノグレイス、今年の楠賞を制したコウザンハヤヒデといった馬の名前が見られないのは残念でしたが、佐賀から１頭、中津から２頭、地元荒尾から９頭、都合１２頭フルゲートのメンバーが集まりました。
そんな中、優勝したのはただ１頭佐賀から参戦したビソウミラクル。なんとレコードでの勝利となりました。２着には地元のイマリシャープ、なお中津勢はツキノポイントの８着が最高でした。
・ 新潟競馬場で行われた重賞「新潟アラブ優駿」(４歳)は、新潟卯月賞の１、２着馬、ピュアーダッシュとブルーサクラが共に連対を果たせず、優勝したのは３戦全勝のトゥルーマスターでした。４連勝目を重賞で飾ったトゥルーマスター、今年の新潟４歳勢に新たなトップが誕生しました。
・ 高崎競馬場で行われたＡＢ特別選抜戦にカズタカショウグンが出走。ライバル・ジャパシュキングが出ていないだけに、当然のごとく完勝。後続に７馬身の差をつけ、単勝元返しの圧倒的人気に応えました。
・ 名古屋競馬場の「盛夏特別」(Ａ級条件戦)に、１２戦全勝の５歳馬、ペアーマッチが２月以来久々に出走しました。ペアーマッチは久々をものともせず２馬身差で勝ち、これでデビューから１３連勝としました。オープンクラスへの出走が待ち遠しいです。
・ 同じく名古屋競馬場から。最終レースで準重賞の「ケンタウロスカップ」が行なわれ、５歳馬マリンレオが１着、連勝を６に伸ばしました。なお、重賞戦線で活躍中の４歳馬も多数出走しましたが、ゴールドランプが２着に食い込んだまでは良かったものの、アラブカップ優勝のアーサーモバイル、若鷲特別勝ちのザアバンギャルド、アラブ王冠牝馬最先着(５着)のブルードレスらは全て掲示板に載る事はできませんでした。
・ 高知競馬場では「西土佐村清流四万十カヌー館特別」(Ａ特別選抜)が行なわれ、デルタフォースが減量の宮川騎手を背に見事追い込み勝ちをキメました。人気になったパワーレイクは５着と敗れています。それにしてもデルタフォース、前回勝ったときもそうでしたが、今回も９番人気(単勝３４．２倍)と低人気。随分と見くびられてますねぇ。
７／１８
・ 姫路競馬場で行われた距離１８００ｍのオープン特別(名称は確認できませんでした）に、三冠馬ケイエスヨシゼンが出走。５８キロと斤量も比較的恵まれていたことから、好勝負が期待されましたが、逃げたシャインマンリー(５７キロ)を捕らえられず２着。シャインマンリーはスタートから快調に逃げ、最終的には２着のケイエスヨシゼンを６馬身ほど突き放す圧勝でした。
なんで今回に限って兵庫の結果が載っているのか？それは管理者がたまたま電話で実況を聞けたからなんですね。いつもこうは行きません。(いいかげん）。
７／１７
・ 水沢競馬場のサラブレッドＡ１戦にメグミダイオー、マーキュリサンダー、ライジングトウザイの３頭が出走。対するサラブレッドも３頭、いずれもシアンモア記念出走馬で、４着のキャニオンビューチ、６着のキタノタイトル、８着のトキオフェニックス、都合６頭立ての競走でありました。ちなみにキタノタイトルは９８年の東北優駿勝ち馬で、キャニオンビューチも重賞勝ちの実績がある実力馬。(トキオフェニックスは知りません。ごめんなさい）どうなることかと思いましたが、さすがは岩手アラブ。前走、東北アラブチャンピオン優勝のメグミダイオーがサラブレッドを抑えて１着になりました。マーキュリサンダーは４着、ライジングトウザイは大差遅れる事５着でした。メグミダイオーは５７キロのトップハンデを背負い（サラ３騎とは３〜４キロ差）、しかも単勝式１．６倍の一番人気での勝利。メグミダイオー、凄すぎです。
７／１６
・ 益田競馬場で行われたＡ級戦にニホンカイプリウスとローレルヒロが揃って出走。日本海特別を前に、早くも対決となりました。レースは逃げたスパイダーガールの番手に付けたニホンカイプリウスをローレルヒロがマークする格好となったようですが、結局ニホンカイプリウスがローレルヒロを抜かせず１着となった模様です。勝ったプリウスのローレルヒロ(２着)との着差は１馬身半で、今回はプリウスに軍配があがりましたが、まだまだ逆転の余地はありそうです。
・ 笠松競馬場ではオープン特別「東海グローリ」が行なわれました。最近はマルカシードのトライハートキング・ハコ回りが定着した感があり、さながら「ライン」のようにも見受けられますが(この辺り、競輪を知らない方はごめんなさいです）、今回は見事足元をすくわれたようです。ハナを切ったトライハートキングの番手から４角捲ったマルカシードでしたが、アラブチャンピオン賞２着のホマレメガミに見事差し切られて２着、ホマレメガミはオープン初勝利を手にしました。アラブチャンピオン賞２着の後、自己条件に戻ったものの２着続き。ＳＰTでもＢ級特別でも２着止まりで、もしかしたら「相手なりに走るタイプ」なのかと思ったホマレメガミですが、今回の勝利でやはりオープンクラスの実力を持っていたんだと安心しました。
７／１５
・ 佐賀競馬場で行われたＡ３クラスの平場戦で、九州産限定重賞を３勝しているスターディジューキが１４００ｍのレコード(１分２９秒３）をたたき出しました。ただ、前レコードが先月２４日に更新されたばかりなので、レコードが出やすい馬場状態が続いているというようにも取れます。また、佐賀のレコードは一度リセットされているそうですが、リセット前のレコードと比べるとどうなのかというのも気になります。(無意味なことかもしれないですが）
７／１４
・ 笠松競馬場でも新馬戦が始まりました。本日は２個レース行なわれましたが、第２レースの新馬戦では６馬身差でミサキノトウザイが勝ちました。このミサキノトウザイ、母は北関東へ３頭の重賞ウイナー(タマスキー、ゴールドエントリー、トチノミサキ)を送り出した名繁殖牝馬、ゴールデンミサキ。先が楽しみな逸材です。また、このレースには最後の全日本大賞典ウイナー・カサイオーカンの妹、アイキョウヒラリー(この馬の一つ上に当たる兄・カサイクリークは愛知所属で活躍中)も出走していましたが、こちらは３着と敗れています。それにしても、ミサキノトウザイが笠松へ入厩したのは、やはり北関東地区のアラブ競走削減が影響しているのでしょうか。
７／１３
・（１４日追加）旭川競馬場で行われた「ＨＴＢ夕方Don!Don!特別」はサラブレッド系Ｄ２級との混合戦。今シーズンに入って３連勝、前走はホーエチャンピオンを撃破したコバツーペガサスが勇躍出走しましたが、残念ながら４着と敗れてしまいました。
・ 宇都宮競馬場の「銀河特別」(オープン)に、ホマレスターライツが５９キロを背負って登場。４馬身差で今回も楽勝したようです。またイーシーキングと戦ってほしい！と思わずにはいられません。
７／１１
・ 上山競馬場の「かに座特別」(Ａ１)に、マルハチフレンド、ビソウウエスタンの古馬２騎と４歳のアオイリュウセイが出走。マルハチフレンドが圧倒的人気に応え５馬身差の圧勝をおさめました。２着にはアオイリュウセイが入り(前走から体重１０キロ減、ダイエットの効果か)、１・２番人気の堅い決着となりました｡なお、ビソウウエスタンは４着でした。
・ 金沢競馬場のＢ級戦にハヤテサンダー(昨日書きましたよね)が登場。Ｂ級戦は２，３，３着とまだ未勝利。しかし、ようやく今回、一番人気に応えて４馬身差で快勝しました。
・ 中津競馬場では「周防灘賞」(オープン)が行なわれました｡笠松から移籍後、４度の「周防灘賞」全て２着という惜しい競馬が続いているタカラブルショワが人気となりましたが、「いいかげん勝ってくれ」というファンの願い(いや、私の願いか）も届かず今回はなんと４着に。勝ったのは九州アラブ王冠賞７着の１０歳馬、ホシノバトルでした。
７／１０
・ 金沢競馬場からは２レース。まずは第１レースの３歳戦は６月２６日の新馬戦の再戦、ナイススターの仔・ナイスヴイが今度こそ初勝利か･･･と思ったのですが、結果は４着。ミズホスパーが新馬戦からの２連勝をキメています。また、この日のメイン「ルビー特別」に高知から移籍してきたタカサゴミスサーフ(昨年の高知・荒鷲賞勝ち馬)が金沢初出走。しかし、移籍緒戦は４着と敗れてしまいました｡勝ったのは、４歳馬エステイヒーロー、３歳時にハヤテサンダー(当地・アラブ３歳優駿を勝った馬。マーキュリサンダーの弟)を破った事もある実力馬でした。なお、前走に続いての２連勝、今回も８馬身差の圧勝となりました。
・ 中津競馬場で行われた「国東賞」(Ｂ級特別)に、福山で銀杯など重賞２勝を挙げたノアオーカンが出走。益田からの転入緒戦こそ３着に負けたものの、それ以降は連勝街道まっしぐら。今回はＣ級からの昇級戦となりましたが、４馬身差で快勝しました。なお同レースには、兵庫のワシュウジョージの兄にして、当地で重賞を２勝したワシュウタカハルも出走しましたが、こちらは５着。もう１０歳ですしね〜。
７／９
・ 益田競馬場で行われた「黒松特別」(Ａ級特別)に、４歳最強といっても差し支えないであろうノアが出走。ショウケンゼット、シリウスファイターといった重賞ウイナーを相手に、６馬身の圧勝を飾りました｡ノアのお盆・日本海特別優勝がより現実味を増してきました｡ぜひとも日本海特別へと駒を進めてほしいものです。ところで、この黒松特別のサブ名は「岡崎興産杯」。もしかして、ニホンカイの冠名でおなじみのあのお方の会社なのでしょうか･･･？
・ 佐賀競馬場の３歳戦に２戦全勝のアレッポオー産駒、エムエストップが出走しましたが、３着と破れました｡残念。
・ 福山競馬場のメインは「福山てんまや賞」(Ａ１)。前走、兵庫からの転入緒戦を僅差の２着と健闘したマイクリス、そのマイクリスを破った山陽杯馬ワールドアイにピアドハンター、マツノホープといった昔は名を馳せたお馬さんなどを加えた９頭で行なわれましたが、レースは５番人気、ミヤノウイナーが逃げ切り勝ち。ワールドアイは２着、マイクリスは４着と破れました｡ミヤノウイナーもかつては園田二冠馬タッカースカレーを園田・益田・福山交流特別で子供扱いしたこともある実力馬。その快速ぶりを存分に発揮できた、といった所でしょうか。
７／５
・ 姫路競馬場で行われた「サマーカップ」(指定特別)にエイランボーイとタカライデンが登場。古馬と４歳のトップ同士の対決となった訳ですが、久々で６０キロを背負うとは言え、やっぱりエイランボーイの方が格上かなとパドックを見ていて思いました。そしてレースが終わってみれば、エイランボーイが楽々と逃げ切り勝ちというアッサリだけど「凄い」と思わせる結果。秋のタマツバキ記念に向かって、力強い一歩を踏み出したといえるのではないでしょうか｡なお、タカライデンは２着に突っ込み、４歳最強(ハッコーディオスは休養中なので･･･）は伊達じゃないという所を見せてくれました｡なお、枠複(８頭立てでした)は１４０円の配当、でも「４０円つくだけ、まだ良い」という声をパドックで耳にしました(^^)。なお、このレースは実際に見に行きましたので、後日観戦レポートを「レースレポート」にて掲載致します。
・ 高知競馬場では「大方町ホエールウオッチング特別」(Ａ特別選抜)は、パワーレイクが勝って、前走の大敗の雪辱を見事果たしました｡なお、前走成績が影響したのか(５月２７日のこのコーナーを見てください。しんがり負けを喫しています)今回は３番人気でありました。ところで、デルタフォースは今回も４角しんがりから追い込んだようですが、届かずの５着。でも、これに懲りずに今後も頑張って追い込みつづけてほしいと思います。まあ言うまでも無く、今までも、これからも追い込み続けて行くでしょうけど。
７／４
・ 高知競馬場では４歳三冠の第２関門「南国優駿(アラブダービー)」が行なわれました｡福山の瀬戸内賞で３着健闘したエムエスベッカーが１番人気、続いて一冠目マンペイ記念を勝ったアポロスイセイ(瀬戸内賞は５着)、３歳チャンピオン・チーチーキング(マンペイ記念は３着)と続きました｡で、レースを制したのはチーチーキング、なんと２着のアポロスイセイに３秒の大差をつけての圧勝を飾りました｡なお、エムエスベッカーは競走を中止しています。
７／２
・ 益田競馬場では３歳上位馬による「若駒特別」の今年最初の競走が行なわれました。シンシャトルの妹・コシャトル、某マンガに登場する馬と同名のミドリコ、デビューから連率パーフェクトながら未勝利のニホンカイラピュタといった面々が出走しましたが、いずれも沈没。勝ったのは前走デビュー戦を１．３秒差で勝っていたメロディパンチでした。なお、このレースは５頭立てで、２着以下はニホンカイラピュタ、ミドリコ、コシャトル、ミドリエイコーという結果になっています。コシャトルに期待していた私としては、残念な結果に終わりました｡
・ 佐賀競馬場では危惧していた惨劇(笑)が起こってしまったようです。今日のメイン「不知火賞」、転入２戦目から連勝を続け、現在３連勝中のビソウミラクルが今回も１番人気。ところが、６番人気ワンダーリンボーが逃げ切って１着、２着にも９番人気クラージュマンが入り、ビソウミラクルは３着に敗れました｡結果連勝式は全て万馬券、特に枠単は８８,５８０円と凄まじい額に。おそらく馬柱の内容からビソウミラクルに人気がかぶっていたのが被害を増大させたと見られます。あ〜あ、だから奴は信用しちゃいけないって言ってたのに･･･。ところで、トチノグレイスもこのレースに出走し２番人気に支持されていましたが、残念ながら６着となっています。
６／３０
・ 名古屋競馬場で行なわれた「水無月オープン」にブラウンダンディが出走、単勝元返しの圧倒的人気に応えて快勝しました(でも、なぜか複勝は１１０円)。２着のヘイセイエクセルは先に抜け出したブラウンダンディを３／４馬身差まで追い詰めるも及ばず。なお、最終４角で２番人気のアズマダイドウが落馬、競走を中止しています。
６／２９
・ 高崎競馬場で行われたＡＢ特別選抜戦に、カズタカショウグン、ジャパシュキングと、前走カズタカショウグンを破ったトライバルプリンスが登場。カズタカショウグンが勝って、トライバルプリンス(３着)に借りを返しました｡ジャパシュキングが２着。
・ 荒尾競馬場の「ユートピア特設」は、元福山のサンワテイオーがレコード勝ち。しかも、２着のイマリシャープに２秒２の大差をつけての圧勝でした。ちなみにこのレース、出走馬は全て８歳馬と９歳馬。ピチピチの４歳馬コウザンハヤヒデとの対決が待たれます。
６／２８
・（２９日追加) 旭川競馬場で行われた「上川生産連特別」(Ｂ級)に、マーキュリサンダーの弟にして佐賀のアラブ王冠賞勝ち馬、ワンダーマーキュリが道営初出走を果たしました｡久々が響いたか結果は７着、勝ったのはマサルテンボシでした。マサルテンボシも道営の重賞ウイナー、実はこのＢ級戦はある意味Ｂ級以上のレースだったのかもしれません。
・ 名古屋競馬場では４歳重賞「アラブ王冠」が行なわれました。この競走は愛知４歳ナンバーワン決定戦であると同時に、アラブダービーに間に合わなかった馬や楠賞全日本アラブ優駿へ遠征していてダービーに出られなかった馬(今年はいないが）などが出走してくるので、実質「東海一決定戦」という事にもなります。アラブダービー上位組が揃って出走し、そのまま人気上位となりました。レースはラッキーモラールが引っ張ったかと思いきや、よもやのアクシデント。競走を中止したラッキーモラールにかわり、ダービーでハナを切れなかったゴールドランプが先頭に。(中略)結局最後はメダリストヒザワが抜け出し、迫ってくるクラボクモンを抑えてのゴールイン。オグリオー記念に続く重賞２勝目をゲット。アラブカップ、アラブダービーと不本意な結果が続いていたメダリストヒザワですが、晴れて大舞台で実力を証明しました。
（「中略」は単に途中経過を忘れてしまったからです。確か実況はゴールドランプの番手はアーサーモバイル、これを捕らえてメダリストヒザワと聞こえたのですが、自分の記憶に自信がもてません。ごめんなさい）
６／２７
・ 上山競馬場で、東北地区交流重賞「東北アラブチャンピオン」が行なわれました。地元上山、新潟、岩手と３県全てから馬が出走、これだけ多彩な顔ぶれになるのは今回が最後かもしれません。地元のマルハチフレンドが人気を集めましたが、優勝は岩手・メグミダイオーでした。２着も岩手のタービュレンス、マルハチフレンドは３着でした。以下、４着が元兵庫で岩手所属のマーキュリサンダー、上山勢中唯一の４歳馬アオイリュウセイは古馬に混じって５着入線、新潟の大将格ラブリーハートは６着に敗れました｡岩手勢は地元にもはや大レースはなく(というか、アラブ戦ないし）、ここ以外に名誉を得る場所がないだけに今回の勝利は今までとは違った意味を持つと思います。逆に上山、新潟勢にとっては「岩手を倒してこその東北一」だったのかもしれないので、今回岩手にワンツーを決められたのは大変残念な事かもしれません。もう、岩手アラブと戦う機会がないのかもしれないのですから。
・ 上山競馬場のその他のレースから。３Ｒの３歳Ａ１の競走はミチノクサンデーが勝って２連勝。準メインのＡ級選抜戦(こう書くと競輪みたい)は、２ヶ月ちょっとぶりのビソウウエスタンが人気に応えて快勝しました。
６／２６
・ 本日は全て新馬ネタです。まずは金沢競馬第３レースの新馬戦。１着賞金１８０万円と結構高額なのに驚かされます。このレースの注目は、当地で北国アラブチャンピオンを始め、重賞３勝を挙げた名牝ナイススターの仔「ナイスヴイ」(父はミスタートミカワ)。しかし、残念ながら結果は３着、勝ったのはミズホスパー(父：トライバルセンプー)でした。ナイスヴイはデビュー戦こそ飾れませんでしたが、まだまだこれから。次に期待しましょう。
・ 福山では新馬戦が３レース行なわれました。第１レースの新馬戦には今でこそパッとしないものの、97年福山ダービー、昨年の福山大賞典などを勝ったピアドハンターの弟、ケイテイホープが出走しました。しかし結果は６着(でも６番人気だったようです)、勝ったのは二番人気ホワイトウェーブでした。なお、このレース一番人気のスペシャルグレードは、９７年、９８年の高知・南国桜花賞を連覇したラッキーイチロウの下になります。(結果は３着)ところで、ピアドハンターもこの日のメイン「新冠町長杯みなづき賞(Ａ２)に出走しましたが、エイコウラインの５着と敗れています。
・ 続いて福山第３レースの新馬戦。ここには、紫桐杯連覇など岩手で輝かしい実績を挙げたピアホルテの弟、モナクテイオウが出走。結果は３着でしたが、４番人気でしたので、人気よりは上位に来る事ができました｡
６／２５
・ 重賞三連発、一つ目は金沢競馬場の「黒百合賞」。今シーズンの金沢古馬戦線は、ツルギネオン、アサカタイショウ、マルイシヒーロー、ダスティー、イセイチフブキ(順番に特に意味はありません)の５頭は上位を形成していて、レースやる度に順位が変わるといった感じ。でもって、今回もこの５頭が掲示板を独占したわけですが、優勝を果たしたのは元岩手のダスティーでした。見事、新天地で重賞タイトルをゲットしました。特別２連勝と波に乗るマルイシヒーローが２着、以下重賞ウイナーのツルギ、アサカ、イセイチの順でした。
・ 次は益田競馬場の「益田優駿」。４歳馬限定戦ですが、出走したのは全て牝馬。いっそ”益田優駿牝馬”にしてもいいんじゃないか、と思ってしまいます(^^)。ここでの注目はノアに次ぐ存在であるイッテンヨカイチ。結果は、イッテンヨカイチが７馬身差でレコードのおまけをつけての圧勝。いくら重馬場だったからとはいえ、４歳にしてレコードを塗り替えて、しかも７馬身という事は楽勝、やはり只者ではありません。しかし、このイッテンヨカイチをあっさり下さしたノアの実力はそれ以上という事に･･･、今年の益田４歳勢は例年にないハイレベルという事を改めて実感させられました。
・ 三つ目は福山競馬場「銀杯」、こちらも４歳重賞です。レースは連勝に次ぐ連勝でここへ駒を進めたミスターカミサマが後続を７馬身ちぎる圧勝。このまま勢いに乗って、名前の通り「神」の領域の強さに達する事ができますかどうか、秋の西日本ダービーに向けて楽しみな馬がまた１頭増えました｡
・ 佐賀競馬の第１レース、アラブ３歳戦はエムエストップが勝ち、連勝をキメています。エムエストップの父は、最期の大井・アラブダービー優勝馬にして、同年の楠賞で競走中止の憂き目をみたアレッポオー。今回のレースは３／４馬身差と僅差での勝利でしたので大物とは言いがたいですが、満足に活躍できなかった父の無念を晴らせるような活躍を期待したいです。
・ 益田優駿が行なわれた益田競馬場から、もう一つレースの話題を。準メインのＡ級戦にニホンカイプリウスが出走。しかし、９歳馬キャプテンシーの２着に敗れてしまいました｡ローレルヒロ、ノアとの対決が期待されている中、この敗戦は一抹の不安を抱かせるものです。ただ、ローレルヒロもキャプテンシーに先月末敗れていますので、あんまり気にしないほうがいいかもしれないですね。(よくわからない理屈）
６／２４
・ 新潟競馬場で行なわれた中越特別(Ａ１）は、４歳馬ブルーサクラが６馬身差の圧勝、ようやく古馬相手に勝ち鞍を挙げる事ができました｡なお、前走で県競馬史上最高配当の立役者となったリーダーマックも出走しており、こちらは５着でした。
・ 宇都宮競馬場で行われた混合新馬戦は６頭中５頭がアラブ。その中でも注目なのが、ホマレスターライツの弟、ホマレキングスター(父：トライバルセンプー）。見事８００ｍ４９秒３でデビュー戦を快勝しました。偉大な兄に続く事ができるか、今後も目が離せません。
・ 益田競馬場の３歳戦。今回のテーマは「ぶどう」です(笑）。１レースの３歳戦には「キョホー」(父はイッテンヨカイチと同じ、ヘイセイパウエル）、２レースの３歳戦には「デラウェアー」(父：トライバルセンプー)が出走しました。ただ、それぞれ、３着、４着と敗れてしまいましたけど。今のところ名前ばっかりで注目している益田３歳勢ですが、能力で注目させられる馬の登場が望まれるところです。(コシャトルとかいますけどね）
・ 福山競馬場の第１レース３歳戦で、マルサンキラリが無傷の３連勝を達成。今回も含めて後続をぶっちぎり続けているようです。このレースの単勝は元返しと、早くもスターの香りが･･･。
・ 続けて福山からもう一つ。メインの「虹空特別」は山陽杯組と福山桜花賞組に、兵庫から移ってきたマイクリスを交えての凄いメンバー構成。しかも、マイクリスが１番人気。しかし、勝ったのはワールドアイ。山陽杯からの２連勝をキメています。マイクリスは２着。移籍緒戦で２着は健闘しているといえますが、２着という成績そのものがいかにもマイクリスらしいと私は思うのですが。
・ 佐賀競馬場の第１レース３歳戦は全馬デビュー戦。勝ったのは２番人気、ハカタカッサイでした。同馬の母は、当地の重賞、アラブ優駿の９４年度優勝馬ハカタコマチです。(父はミスタージョージ)なお、この競走で１頭競走中止が出ています(３番・リキ号）。大事に至らなければ良いのですが･･･。
６／２２
・ 前日にお伝えしたニシノハクリュウ逝去についてですが、兵庫県競馬組合の広報に問い合わせたところ、６月１２日夕方、せん痛から多臓器不全により死亡したとの事でした。本当に残念です。(業務日誌にも関連記事）
６／２１
・ 佐賀競馬場のメイン「不知火賞」(Ａ１、２)に、トチノグレイスとビソウミラクルが出走。ビソウミラクルが人気に応えて１着、２着にトチノグレイスという順当な結果におさまりました｡･･･！？しまった、ビソウミラクルの実力を認めてしまった(^^;; お粗末さまでした｡
・ 未確認情報ですが、兵庫のニシノハクリュウがお亡くなりになっていたようです。死因はせん痛だそうですが、ＮＡＲのデータベース上はまだ登録が抹消されていません。一応、競馬組合に問い合わせてみようとは思うのですが、予想紙の記者のコラムが情報元らしいので、間違いなさそうです。まだこれからだというのに･･･。
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