アラブステーション
１０月２１日〜１１月２０日分
１１／２０
・ 名古屋競馬場で行われた「ノベンバーオープン」(Ａ級１組)は、愛知ナンバーツーの存在・ブレーンワークと、８月に一度連勝が途切れたもののその後は再び連勝を続け、現在４連勝中のマリンレオの一騎打ちとなりました。残り４００ｍの辺りからこの２頭が後続を大きく突き放して叩きあいに入り、直線向いても両者一歩も譲らない大接戦。結局ハナ差でマリンレオが１着、ブレーンワークは２着と敗れました。実況を聞いている限り、かなり見ごたえのありそうなレースだったようです。
・ 名古屋競馬場からもう一つ。第３競走の３歳特別戦は、４戦全勝のニューボーイと２戦全勝のエムエスファントムが対決。結果はエムエスファントムが勝って３連勝、ニューボーイは４着と敗れました。エムエスファントムは前２走の内容が、共に後続を０．６秒ちぎっての楽勝、その内容を買われてかニューボーイを抑えての一番人気でした。
１１／１９
・ 荒尾競馬場では、今年新設された３歳重賞「ヤングチャンピオン」が行なわれました。４戦３勝のコウザンシンオーが人気になったみたいですが、単勝式一桁が出走１０頭中８頭と混戦ムード。で、栄えある第１回優勝馬となったのは、中津の有馬騎手が手綱を取ったシビノマルス。コウザンシンオーはクビ差栄冠を逃しました。さらに、コウザンシンオーと同じく連対率パーフェクトだったタツミカドは４着と、初めて連を外す結果となりました。ちなみにシビノマルスは２勝馬、前走のもみじ特設はタツミカドの２着。それにしても、中津の騎手が荒尾で重賞制覇･･･「九州競馬」のおかげですね。良いことです。
・ 荒尾からもう一つ。「有明賞」(Ａ級)は、イマリシャープが勝って３連勝としました。サンワテイオーは前走につづいてイマリシャープの２着に終わりました。一方、元・中津のフツロサンサンは移籍２走目の今回５着、なんとか上位に食い込めるようになれば良いのですが･･･。
・ 高知競馬場では、重賞「南国王冠」のトライアル、「山茶花特別」(オープン)が行なわれ、１番人気のスマノガッサンが勝ちました。デルタフォースが２着に追い込んできたようですが、前とは４馬身の差がありました。ちなみにチュウオーロッサは大差のシンガリ負け。今回は休養明け叩き２走目でしたが、なかなか調子が戻ってこないようです。
・ もう一つ高知から。最終レースのＡ級戦に、愛知のＡ級上位クラスで活躍していたサウンドマスターが登場。また、先の「荒鷲賞」は２着だった４歳馬、アポロスイセイも姿を見せました。レースはアポロスイセイが古馬を抑えて快勝、サウンドマスターは４着と敗れ、移籍緒戦を勝利で飾る事はできませんでした｡
・ 宇都宮競馬場では「報知杯」(オープン)が行なわれ、ホマレスターライツが６０キロを背負って登場しました。しかし、高重量をものともせず、２着に７馬身の差をつけて圧勝しました。ちなみに姉のニューキンカも弟より７キロ軽い斤量を背負って出走、３着入線しています。
１１／１８
・ 佐賀競馬場で行なわれた「不知火賞」(Ａ１・２)は、マーキュリサンダーとビソウミラクルの「元・兵庫対決」。ちなみに、両馬ともに主戦は鮫島騎手。で、鮫島騎手はマーキュリサンダーを選びました。そのためか、単勝１番人気はマーキュリサンダーで１.５倍と一本かぶり。ビソウミラクルは３．１倍とちょっと離れての２番人気。しかし！勝ったのは乗り代わりのビソウミラクルの方でした。そして、マーキュリサンダーはなんと９着(１０頭立て)。なお、２着には最低人気のスマノハピネス（３月のセイユウ賞では果敢に逃げてましたねぇ)が入ったため、枠単と馬複は万馬券となりました。
・ 高知競馬場で行われた３歳の平場戦は、前走初めて土がついたトサノキュータと、土をつけたプレシャスボーイが再び対戦。今回もプレシャスボーイに軍配が上がりました。３／４馬身差でトサノキュータはまたしても２着でした。
・ 福山競馬場で行われた３歳の特別「ニューヒーロー特別」は、６戦３勝、複勝率パーフェクトのユノワンサイドが人気に応えて勝ちました。前走、ユノワンサイドを破ったムツミプラウデーが２着、道営から転入して３戦目だったユウジョーが３着でした。福山の３歳は上位拮抗のようですね。
１１／１７
・ 姫路競馬場で行われた３歳のオープン特別は、４連勝中のニシキアンディが道営からの転入緒戦だったハバタケドウエイに３馬身差をつけて快勝、連勝を５に伸ばしました。ハバタケドウエイも敗れたとはいえ、移籍早々２着。「道営の３歳馬はレベルが高い」というのはサラではよく知られていますが、アラブでもそれは変わらないようですね。
１１／１６
・ 門別競馬場で行なわれた３歳の「冬木立特別」は、カムロギシンワが前走に続いての連勝をキメました。メンバー的に前走より劣るので、順当な勝利でしょうね。で、今の道営３歳ナンバーワンはカムロギシンワで決まりでしょう。え？インスティンクト？ハバタケドウエイ？ぢつは両方とも兵庫へ移籍しちゃったんですよね。で、ハバタケドウエイは明日の姫路競馬に登場します。
・ 同じく門別から、サラＤ２級の特別「ＪＡ富川軽種馬生産者会特別」をホーエチャンピオンが５８キロのトップハンデを背負って勝ちました。２着はサラのライデンスペシャルで半馬身差でした。Ｄ２だったら勝っても不思議ではないとは思いますが、それでもサラ相手に勝ってくれるとやっぱりうれしいです。
・ 姫路競馬場で行われた「春日局特別」(Ｓ２)に、昨年のＮＡＲグランプリ・アラブ３歳最優秀馬に輝いたハッコーディオスが約１０ヶ月ぶりに登場。また、フクパーク記念２着、楠賞４着のランダムオーク(こちらも久々)や、先の姫山菊花賞２着のニシノリュウジンなども参戦し、興味深い闘いとなりました。で、結果はハッコーディオスがニシノリュウジンを半馬身抑えて１着、９戦全勝としました。ランダムオークは５着。あまり大勝ちではなかったハッコーディオスですが、長期休養明けということもあるのでしょう。さて、帰ってきたハッコーディオス、次走を勝てば１０連勝で組合から特別表彰！（いい制度があるものです）、そしてタカライデンとの対決も楽しみです。
・ 中津競馬場で行われた「周防灘賞」(オープン)は、１番人気のツキノポイントが好位から直線抜け出し、後続の追撃を振り切って勝ちました。一方、ライバルのホワイトオラシオン(って、私が勝手にそう思っているだけですが)は、今回もハナを切れず、なんとツキノポイントの後ろから競馬をするハメに。結局４着と敗れています。
１１／１５
・ 名古屋競馬場では今年最後の４歳馬重賞「帝冠賞」が行なわれました。福山の全日本アラブグランプリへの遠征を控えたメダリストヒザワが登場。しかし、前走Ａ級２組のレースで大敗していることもあり絶対視できない状況。で、結局１番人気になったのは４連勝中のラディガブライトでした。あと、このコーナーで再三取り上げているヘイセイパウエルの妹、ヘイセイチェッカーも重賞初挑戦。レースは結局、ハナを切ったゴールドランプが直線粘ろうとするところ、ラディガブライトが力強く抜け出し後続に２馬身半の差をつけて快勝、ヘイセイチェッカーもバテずに食い下がったものの、ゴールドランプを捕らえられず３着、で、メダリストヒザワの姿は確認できず。結局１２着と最後尾でゴールインしたようです。なお、観戦してきましたので、後日「レースレポート」で詳しくお伝えします。
・ 姫路競馬場では古馬の重賞「白鷺賞」が行なわれました。兵庫の今年の古馬重賞は、園田金盃がサラ系競走となった事によりこの競走が最後となります。金盃のステップレースから、秋の古馬総決算へと変身したこの競走には、先のタマツバキ記念を優勝したワシュウジョージが６２キロを背負って登場、ケイエスヨシゼン(５８キロ)、シャインマンリー(５９キロ)も加わって、どうなる事かと思いきや・・・軽ハンデ５３キロのマノノトップガンがハナ差ワシュウジョージを抑えて重賞初制覇！ケイエスヨシゼンが３着となりました。マノノトップガン、いつか重賞を勝つ馬だと信じていた私としては、本当にうれしいです。こっちを見に行けばよかった・・・。
・ 中津競馬場で行なわれた「国東賞」(Ａ・Ｂ級)は、ノアオーカンがトップハンデ５７．５キロを背負うも、逃げたチェリーファーストを半馬身だけ捕らえて１着ゴールイン。早く重賞ウイナー達と戦ってほしい〜。
１１／１３
・ 名古屋競馬場で行われたＡ級８組のレースに、今年の中津「アラブ優駿」を制した４歳馬、モンスケが登場。愛知移籍緒戦は、カネミドラゴンに１馬身差をつけて快勝しました。アラブ優駿の後、Ｃ級戦で４，６着だったにも関わらず、単勝式は元返しとかなりの人気。(わずかな可能性として誰かがドカンと賭けた可能性もありますが)新天地での活躍、期待しています。そう言えば、中津移籍馬といえば”ネコバス”というのもいましたっけ。
１１／１２
・ 金沢競馬場では古馬の重賞「石川テレビ杯」が行なわれ、園田・タマツバキ記念山陽杯にも出走したイセイチフブキが、２着に３秒６もの大差をつけて逃げ切り優勝。しかも、レコードのオマケ付きでありました。恐ろしいまでの圧勝ぶりですね。２着には４歳のエステイヒーロー、３着はマルイシヒーローでした。なお、「アラブ大賞典」を優勝し、４歳の頂点にたったトライバルリーフも出走しましたが、こちらは７着と惨敗しました｡
・ 同じく金沢競馬場で行われた３歳の特別「ガーネット特別」は、ダイリンフラワが７連勝を達成。２着にはチョウヨープリンスが入りましたが、ダイリンフラワとの差はわずかにクビ。この分だとチョウヨープリンスが逆転する可能性も･･･あるかもしれませんね。
・ 福山競馬場で行われた古馬の重賞「福山菊花賞」は、パッピーケイオーが人気に応えて優勝、久々の勝利を手にしました｡２着はマツノホープ、以下モナクダイキチ、ワールドアイと続きました。なお、トモシロヒットも出走していましたが、どん尻の９着。どうも冴えませんねぇ。あと、この競走はムサシボウナナが疾病のため出走を取り消しています、どうかお大事に。
・ 益田競馬場では九州の地方競馬との交流競走「九州競馬招待特別」が行われました。４歳馬の競走で、当初８頭の予定が中津からの２頭がそろって除外となり６頭で争われました。レースを制したのは佐賀のミスターナタリー、前走は九州アラブダービーで２着というメンバー中一番の実績を持っていた馬でした。２着には益田のスマノカチドキ、半馬身及びませんでした。３連勝で挑んできた地元勢の雄キアミラウメンは３着でしたが、２着とは６馬身差と離されてしまいました。なお、荒尾からも１頭、シビノエンペラーが遠征してきましたが、こちらは４着でした。
・ 同じく益田競馬場で行なわれたＡ級戦は７頭立てでしたが、６頭が横一線でのゴールイン。１着のモナクロマンから順に、頭、クビ、ハナ、ハナ、頭、６頭がコンマ１秒以内で入線という大接戦。多分、着順掲示板着差のところは全部写真判定だったんでしょうね･･･。
１１／１１
・ 新潟競馬場で行われた「晩秋特別」(Ａ１)は、新潟平成カップ２着のストロングゲイルがラブリーマークに４馬身差をつけて完勝しました。相手が二線級ばかりだったので、順当な結果ではないでしょうか。ストロングゲイルは前走に続いての連勝となります。
・ 福山競馬場で行われた「霜月特別」(Ａ２)は、兵庫からの移籍してきた２頭がワンツーフィニッシュをキメました。勝ったのはアローパッション、オープンでまずまずの活躍を見せていたお馬です。で、２着は、先の全国交流競走・兵庫アラブクイーンカップを勝ったグリンティアラでした。差は３/４馬身。なお、全国交流重賞を勝っているという実績からか、１番人気はグリンティアラだったようです。そして、２着と３着の差は６馬身。兵庫のレベルの高さをまざまざと見せつける結果となりました。
・ 佐賀競馬場で行なわれた３歳の特別「脊振賞」は、前走で無敗のナイスキヨヒメを打ち破ったホーエイハンターが連勝しました。控える競馬だった前走と異なり、今回は終始先頭を走りつづけたようです。ちなみに２着は"シロイポルシェ"･･･ま、速そうな名前ではありますが(笑)。
１１／１０
・ 笠松競馬場で行われた３歳の特別戦は、ジュニアグローリ当日の新馬戦を圧勝したツルギベンサーが、エクスパンセル、セイノスペシャルといった"トップのちょっと下”クラスのお馬を一蹴しました。で、ツルギベンサーは鞍上が唐津騎手。ミサキノトウザイに続き、有力馬２頭目ですね。これって、見習としては凄いことなんじゃ･･･。密かにジュニアキング(年末の３歳王座決定戦)は唐津騎手涙の初重賞制覇？とか思い始めていますが、どうなりますか。
・ 笠松競馬場、今日のメインは準重賞「アラブ銀杯」でした。ただ１頭の愛知からの出張馬、ブラウンダンディが９頭の笠松勢をまとめて撃沈せしめました。２着はマルカシード、今日は逃げる展開になったようですね。２着に残れたのはむしろ上出来なのではないでしょうか。いつもはハコまわり(競輪用語)ですし。で、ブラウンダンディ、やはり(今の)東海地区では無敵ですね。強いです。
１１／８
・ 姫路競馬場では３歳の指定特別(他地区での準重賞に当たる)「栄駿賞」が行なわれました。この競走は今年からの新設、昨年までの重賞「市川賞」の代わり･･･といったところでしょうか。(今年重賞格上げの園田３才優駿は１昨年までの園田ジュニアカップの代わりというイメージをもっている私です）さて、レースはクールテツオーが余裕の手ごたえで完勝、現時点ではいまだ負け知らずで昨年のハッコーディオスに続いて無敗の３歳王者が誕生しそうな感じです。クールテツオーについては「レースレポート」のタマツバキ記念の観戦レポート、おまけの部分でも触れています。参考まで。
１１／７
・ 上山競馬場で行なわれたＡ１戦は、マルハチフレンドが一番人気の４歳馬・アオイリュウセイを下して勝ちました。連複は１２０円とガチガチ、期待通りの２強対決にはなったようですね。今年前半の上山を引っ張ってきたマルハチフレンド、４走ぶりの勝利で面目躍如といったところでしょうか。そう言えば、４走前の２着馬もアオイリュウセイでした。
・ もう一つ上山から。３歳補助馬の特別戦「若松特別」に３歳ナンバーワン・ゴージャパンが登場。久々に同年相手の闘いとなりましたが、今回なんと２着と敗れてしまいました｡ゴージャパンは逃げたものの、これをマークしていた２番人気のミスターハヤブサが１馬身半捕らえて１着。なおミスターハヤブサ、前２走は共にホマレエリートの２着でした。
・ 笠松競馬場で行われた「中山七里特別」(Ｂ２・Ｃ１)は、当地４歳重賞「アラブダービー」優勝馬のワンツーフィニッシュとなりました。休養後の２戦、共にふがいない成績だった今年のダービー馬、ラッキーモラールが今回は見事に逃げ切りました。さすがにＢ２までクラスが下がれば勝てる気もしますけど。で、２着には９８年のダービー馬、ミクサキドリームが入線。今回は末脚が爆発したようで、４角７番手から一気に追い込みました。いつもこれくらい走ってくれれば･･･。(なんだか文句ばっかり言ってますね^^;;）
１１／５
・ 益田競馬場では、ファン投票によって出走馬が選ばれる重賞「鴨島特別」が行なわれました。注目は古馬の強豪ローレルヒロに４歳のイッテンヨカイチの力がどこまで通用するかでありましたが、結局イッテンヨカイチは４着止まり。ローレルヒロが向こう正面でまくって先頭に立って、そのまま後続を寄せつけずに優勝。おおっ、ローレルヒロが最終バックで追われながらスーッと上がっていく様が目に浮かびます。(実際はどうだったんでしょうね？)２着のエルシドウイナーとの差は２馬身半、ローレルヒロが古馬の貫禄を見せつける結果となりました。
・ 福山競馬場では、４歳牝馬の重賞「福山４才牝馬特別」が行なわれました。メンバーには福山ダービー馬アレクシア、そして春の４歳牝馬重賞「クイーンカップ」を勝ったイクノシンプウといったタイトルホースの名がみられましたが、人気は”幻のダービー馬”とも言われているほどの実力馬イクノシンプウが１番人気でありました。しかしレースは７番人気の伏兵ダイサンラッドが優勝、イクノシンプウは早め先頭に立ったものの頭差捕らえられて２着に終わりました。ちなみにダイサンラッドの前走は益田のまほろば賞、４着でした。
・ 佐賀競馬場で行われた「不知火賞」(Ａ１〜２)はキンコートウザイが逃げたワンダーリンボーを捲ってそのままゴールイン。ビソウミラクルは追い込んだものの２馬身及ばず２着でした。堅実な成績ながら、なかなか勝ちに手が届かなかった
キンコートウザイ、ビソウミラクルを破ってのうれしい勝利ですね。
・ 荒尾競馬場で行われた「ひばりカップ」(Ａ級)はイマリシャープが勝ち、前走に続いてＡ級特別を連勝しました。２着のワシュウテイオウとの差は５馬身、完勝だったようです。ところで、このレースには中津で大活躍、今年３月の中津・アラブチャンピオンを優勝した後休養していたフツロサンサンも出走。いつのまにか荒尾に移籍していたようですが、移籍緒戦は残念ながら６着に終わりました｡
１１／４
・ 宇都宮競馬場では４歳の重賞競走「とちぎアラブ王冠」が行なわれました。北関東アラブにとってホントに数少ない重賞タイトルの一つでありますが、高崎からの３頭を加えた１１頭で２０００ｍを争いました。注目は１１戦１０勝のツワモノ、デイオウルフが４歳最高の栄誉を無事手にすることができるかどうかでありましたが、レースはデイオウルフがスタートからずっと先頭を走りつづけ、そのまま誰にも先頭を譲ることなくゴールイン。やはり同じ４歳相手ではデイオウルフの実力は一枚上手でしたね。なお２着には後方から追い込んだ高崎からの遠征馬、イチカツシーサーが入線しています。
・ 福山競馬場で行われた「サンケイスポーツ杯熊ケ峰賞」(Ｂ１)に、先週の４歳重賞「鞆の浦賞」で２着だったミスターカミサマが出走。２着に４馬身差をつけて完勝しました。連闘で馬体重が４キロ増なところを見ると調子は良さそうに思えるのですが、果たして？
・ 荒尾競馬場では３歳の「もみじ特設」が行なわれ、タツミカドが逃げ切り勝ちをおさめました。これでタツミカドはデビューから２戦２着が続いた後の３連勝目となりました。というわけで、タツミカドは未だ連対率パーフェクトなのです。
・ もう一つ荒尾から。「オーロラ特設」(Ｂ級)に、園田の兵庫アラブクイーンカップに荒尾代表として遠征したシルバーハヤカゼが登場。単勝１．１倍の圧倒的人気に見事応えて勝ちました。園田遠征は残念ながらシンガリ負けでしたが、地元Ｂ級戦は３走前にも０．６秒差で勝ってますから、遠征帰りとはいえ順当な勝利だったのではないでしょうか。
１１／３
・ 本日、サラの統一ＧTが行われた盛岡競馬場では、準メインのサラＡ１戦にメグミダイオーが登場しました。園田では不本意な結果に終わってしまいましたが、今回は地元のサラ相手に５８キロを背負って先頭とは１と３／４馬身差の２着に入線しました。もちろん今回もサラ連中の斤量は軒並み５５キロ以下。普通、サラの方が斤量背負うはずなのに･･･やっぱり変だよ岩手競馬！(なんちゃって)｡
・ 宇都宮競馬場で行われたサラの特別「トパーズ特別」(Ｂ１以下)にイーシーキングが登場。見事にサラを下して勝ちました。２着との着差は２馬身、お見事です。次の目標はＡ級サラの撃破･･･と、その前にやっぱりホマレスターライツとまた対決してほしいですよね。
１１／２
・ 門別競馬場では２つある道営古馬重賞の一つ「アラブ王冠」が行われました。メンバー的には先月行なわれた「黄菊賞」とほぼ同じですが、兵庫アラブクイーンカップに遠征したミチノクセンプーやキタノペガサスら４歳勢が加わり、道営オールスターキャストなレースとなりました。で、やっぱり個人的に大注目なのが！イケノエメラルドですね〜（お約束)。さて、レースですが、今回は井上騎手に乗り代わったイケノエメラルド、押して好位に付けようとしましたが結局中団の大外どまり。しかし、４角で前を捕らえようと上昇したまでは良かったのですが、４角でムチの入るイケノエメラルドに対して、傍らのホーエチャンピオンの手ごたえのいいこと。ホーエチャンピオンがあっさり抜け出し、イケノエメラルドはタイトオオギ、コバツーペガサスらと２番手争いが精一杯。しかも、タイトオオギとコバツーペガサスは内でピッタリと馬体を併せて叩きあいしている一方で、イケノエメラルドだけ外一頭離れて追っている状況。結局ホーエチャンピオンがアラブ王冠三連覇のゴールイン。２着はタイトオオギがコバツーペガサスを下して入線。3着になんとかイケノエメラルドでありました。ま、今日は勝ったホーエチャンピオンの偉業を素直に称えることにしますか(^^;
・ 名古屋競馬場では東海３歳重賞ロードの第二弾「フェニックス賞」が行なわれました。地元愛知勢を置いて、笠松の３頭が人気上位を独占。特に１番人気のブルースカイロードには、ジュニアグローリに続いての重賞連覇と無敗記録の更新がかかっておりましたが、見事期待に応えてブルースカイロードが優勝。４戦全勝で重賞２つめをゲットしました。なお、ジュニアグローリ１番人気のエンゼルフレンチは１０着と惨敗。名古屋の選抜戦で並み居る愛知勢を一蹴したヤマトイチフジは５着でした。ところで、２着入線した未勝利馬キャンドリームはヘイセイパウエル産駒で、母の父がトキノムサシ（確かミヤノダービーの父だったような）。ご当地血統ですね。
・ 宇都宮競馬場で行われた「オータム特別」(オープン)に、園田遠征帰りのホマレスターライツが登場。地元アラブ相手(イーシーキング抜き)のこのレース、２着に９馬身差をつけ楽勝しました。
・ 高崎競馬場で行われたＡＢ特別選抜の特別戦にカズタカショウグンとジャパシュキングが揃って登場。久々にこの２頭が対決しました。レースは最初から最後までカズタカショウグンとジャパシュキングが前に立っていたようですが、先に先頭に立ったジャパシュキングを最終的にはカズカタショウグンが捕らえて、１馬身差でカズタカショウグンの勝利に終わりました。
１０／３１
・ 金沢競馬場で行われた３歳の特別「ガーネット特別」はダイリンフラワがデビュー以来の６連勝を達成。このまま重賞「アラブ３歳優駿」をも無敗で制してしまうのでしょうか？注目です。なおアラブ３歳優駿は１１月の２６日です。
・ もう一つ金沢競馬場から。「エメラルド特別」(Ａ級)は、園田のタマツバキ記念に遠征、見せ場を作ったイセイチフブキ、全弟のマルイシヒーロー、地元の古豪アサカタイショウ、４歳のエステイヒーロー、女傑アイカンセンプーに加え、上山から転入してきたビソウウエスタンも登場。かなり豪華な顔ぶれとなりました。上山で重賞を幾つも勝っている実績馬・ビソウウエスタンがどのような競馬をするかが注目でしたが、レースを制したのは４歳のエステイヒーロー、ビソウウエスタンは２着でした。ただし、ビソウウエスタンは５９キロ、勝ったエステイヒーローは５４キロ、しかも転入緒戦だった事を考えると善戦といっていいのではないでしょうか｡なお、アサカタイショウは３着、イセイチフブキは５着でした。
・ 中津競馬場で行われた「周防灘賞」(オープン)は、Ｃ，Ｂ級戦を２連勝して挑んできたジョージミズキが３連勝中のツキノポイントを頭差抑えて勝ちました。なお、ツキノポイントのために３走連続２着が続いていたホワイトオラシオンは今回ハナを切れなかった影響からか４着と敗れています。
１０／３０
・ 中津競馬場で行われた「国東賞」(Ａ〜Ｃ級)は、ノアオーカンが完勝。これで１１連勝としています。でも、まだＢ級のようですね。本当なら翌日の周防灘賞の方に出ててもおかしくない馬なんですけど･･･。
１０／２９
・ 佐賀競馬場では九州地区交流の４歳重賞「九州アラブダービー」が行なわれ、地元佐賀のシュメイヒーローが優勝、荒尾記念に続いて九州交流の４歳重賞を連覇し、文句ナシの九州４歳王者となりました。なお、他場からの遠征馬は、中津のササノウインドが７着、荒尾からの２頭はシンガリ争いとなってしまいました。やはり、佐賀と他場とのレベル格差は大きいようです。
・ 金沢競馬場で行われた条件級の重賞「ことじ賞デイリースポーツ杯」は、４歳の良血馬・ハヤテサンダーが制しました。前走のアラブ大賞典では５着と離された結果に終わりましたが、今回は条件級とは言うものの重賞制覇を見事成し遂げました。なお、ハヤテサンダーは昨年のアラブ３歳優駿に続いて重賞２勝目となっています。
・ 福山競馬場で行われた「錦秋特別」(Ａ１)はムサシボウナナがパッピーケイオーを１馬身抑えて勝ちました。ムサシボウナナは前走、園田の兵庫アラブクイーンカップで遠征馬最先着の３着と健闘。その余勢を駆って、といったところでしょうか。なお、１番人気はトモシロヒットでありましたが、こちらは７着惨敗。前々走６着のあと前走を勝って立ち直ったと思っていただけに、残念ですね。
１０／２８
・ 新潟競馬場で行われた「岩船特別」(Ａ１)は、出走１０頭中７頭までが「新潟平成カップ」の出走馬。まさに「再戦」でありますが、勝ったのはメンバーの中で平成カップ最先着(２着)のストロングゲイルでした。２着にはファルコンボーイが入っていますが、着差は半馬身とわずかで、ストロングゲイルよりも４キロ重い５７キロを背負っていました。なお、ディシダン産駒の女傑２頭、ラブリーハートは５着、スノーミューズは７着に終わっています。ちなみにこのレースは１０馬身以内(着差合計からの推定)に全馬ゴールしている接戦でありました。
・ 佐賀競馬場では３歳の特別「脊振賞」が行なわれました。４戦全勝のナイスキヨヒメが５連勝目をかけてこのレースに挑みましたが、ハナを切って逃げたまでは良かったものの、直線でホーエイハンターに捕まって２着。とうとう土がついてしまいました｡５連勝の壁というものを感じずにいられません。なお、勝ったホーエイハンターはこれが２勝目、前走はナイスキヨヒメの０.６秒差３着でありました。
１０／２７
・ 名古屋競馬場で行われたＡ級４組のレースで、ヘイセイチェッカーが１０勝目を挙げました。今回も２着との差は半馬身とわずかでしたが、単勝１．５倍の圧倒的人気に見事応えました。さて、名古屋競馬は次々開催に４歳最後の重賞「帝冠賞」があるのですが、何とかここに出走してくれないものかと個人的に願っております。
１０／２６
・ 姫路競馬場では、今年から兵庫三冠の最終戦となった重賞「姫山菊花賞」が行なわれました。一冠目(フクパーク記念)、二冠目(楠賞）と発馬が良くなかったタカライデンが、今回は見事スタートをキメてハナに立ち、そのまま余裕の手ごたえで後続を寄せ付けず優勝。２馬身半差の２着には昨年の優勝馬・ニシノハクリュウの妹にあたるニシノリュウジンが入線しました。タカライデンの強さばかりが目立つレースだったように思えます。なお、詳しくは後日「レースレポート」でお伝えします。
（でも、最近あんまり詳しくないような気が･･･なんとかしないと(汗））
１０／２５
・ 名古屋競馬場で行なわれた「秋草特別」に、４歳トップクラスの一頭・メダリストヒザワが６月のアラブ王冠以来久々に登場。クラボクモンが先日古馬オープンで勝ったことも影響しているのか、単勝１．９倍とファンの期待も高かったようなのですが、なんと６着敗退。やはり久々が響いたのでしょうか。レースを制したのは２番人気のドリームボールでした。
・ もう一つ名古屋から。「神無月オープン」(Ａ級１組以下）にブレーンワークが登場。４角では持ったままで前を捕らえにかかり余裕の手ごたえで、逃げたクールショーを３／４馬身差だけ交わして快勝しました。ブレーンワークは地元で２連勝ということになります。
１０／２４
・ 上山競馬場の３歳Ａ１戦は、ホマレエリートが２着に４馬身差をつけて快勝しました。ホマレエリートはこれで６戦５勝、負けたのは重賞・若草賞の３着のみ。（優勝は上山３歳ナンバーワンのゴージャパン）ホマレエリート、上山３歳ナンバーツーの座は間違いなさそうです。それにしても、同馬もまもなく古馬編入なのでしょうか？
１０／２３
・ 高知競馬場第２競走の３歳戦に、４戦全勝のトサノキュータが登場。単勝１．１倍の圧倒的支持を受け５連勝に挑んだのですが、プレシャスボーイの半馬身差２着と敗れてしまいました｡プレシャスボーイはデビュー戦から３戦、トサノキュータの後塵を拝しつづけていましたが、今回大逆転となりました。それにしても、４連勝まではいけても、５連勝というのはなかなか難しいようですね。
１０／２２
・ 福山競馬場では４歳の重賞「鞆の浦賞」が行なわれました。優勝したのは瀬戸内賞で益田のノアを退けたモナクマリン、２着のミスターカミサマに５馬身の差をつけて逃げ切りました。それにしてもミスターカミサマは前走に続いての２着、銀杯ではあんなに強い競馬をしたのに、どうしたのでしょうか？ただ、２着と３着の差は７馬身、考えようによってはモナクマリンはとんでもなく強い馬という見方もできますね。さて、１１月の「全日本アラブグランプリ」はどうなるのでしょうか？
・ 福山からもう一つ。第４競走の４歳条件戦に益田から移籍したニホンカイノアが出走しました｡同馬も昨日のニホンカイマリノ同様、ニホンカイローレルの仔であります。さて、益田でＣ級格付けでぼちぼち走っていたニホンカイノア、福山緒戦は８番人気(９頭立て)と低評価も仕方ないところだったのですが、レースでは健闘し、僅差の３着に入線しました。マグレなのか実力なのか、今後に注目です。
・ 高知競馬場では４歳三冠の最終戦「荒鷲賞」が行なわれ、チーチーキングが７月の南国優駿に続いての二冠を達成しました｡今回も２着はアポロスイセイで、着差は４馬身でした。この荒鷲賞は「アラブ４歳チャンピオン決定戦」のサブタイトルがついているのですが、南国優駿同様にアポロスイセイを下しての完勝だったチーチーキング、文句なく４歳チャンピオンと言えるのではないでしょうか。
・ 上山競馬場で行われた「飯館場外開設記念」(Ａ級優勝)に、３歳のゴージャパンが登場。念のため言っておきますが、このレースは古馬のＡ級特別戦です。もう古馬と対戦なのかと驚いたら、実は前走すでに古馬Ａ３クラスの競走で勝っていたりするんですね。もっとも、今回は８着と敗れてしまいましたが｡なお、この競走を制したのは前走Ａ１戦２着のカミノマルーエース、１番人気に応えての勝利でした。
１０／２１
・ 益田競馬場で行われたＡ級戦に、福山から帰ってきたニホンカイローレルの仔(つまりユーノスやキャロルの下)・ニホンカイマリノが登場。レースは接戦の末、ニホンカイマリノはクビ・ハナで３着。勝ったのはリップスポイラー、２着はショウケンゼットでした。なお、７頭立てのこの競走、どん尻争いをしていたのはシンシャトル(６着)とテンテンアロー(７着)。シンシャトルはいつも通りとして(でもちょっと不本意なんですけどね）、テンテンアローは最近好調だっただけに･･･どうしちゃったんでしょ？
・ 高知競馬場で行なわれた「ベルリーフ大月特別」(Ａ特別選抜)は、パワーレイクが３角で早め先頭に立ち、そのまま押し切りました。４角では後続を一時突き放したようですが、今回はミクニノリンボー、スマノガッサンなどが直線で追い詰め、パワーレイクと２着のミクニノリンボーとの着差は１馬身半でした。ただ、パワーレイクの手ごたえについてはわからないので（持ったままなのか追ったのか）、意外と楽勝だったのかもしれないですね。パワーレイクはこれで３連勝です。
・ 高知からもう一つ。最終レースのＡ級戦に、４月の南国桜花賞で競走を中止したチュウオーロッサが久々に登場。また、１０歳の古豪デルタフォース、兵庫からの移籍緒戦・摂津盃７着のイチノタイトル、上山からの移籍緒戦・日本海記念９着のウェストウインといった面々も出走しました。レースは１番人気に推されたデルタフォースが勝ち、２着にウェストウイン、３着にイチノタイトルが入りました。チュウオーロッサは久々で馬体重１６キロ増も響いたか最後尾、８着に終わっています。
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