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３／２０

・　福山競馬場では、年度を締めくくる大一番、「福山グランプリ・第１２回ローゼンホーマ記念」が行われました。福山の生んだ偉大なる名馬、ローゼンホーマの名を冠したこのレース、レースの名に恥じぬ好メンバーとなりましたが、並み居る強豪を押さえ込み見事優勝の栄冠を手にしたのは、栃木から移籍２戦目のホマレスターライツでした。２着には３／４馬身差でパッピーケイオー、アローパッションが３着、ミスターカミサマはやはり距離が短いのか（１８００ｍ戦でした）４着と敗れました。早くも福山での初重賞制覇を果たしたホマレスターライツ、さすがです。

・　福山からもう一つ。第１レースの３歳戦で、マツノホープ、モナクマリンの弟、ビッグワンサンセイがデビュー。見事にデビュー勝ちをキメました。２着のキョウエイヒメ（兄に９７年の高知、南国菊花賞を制したホリノサルバトーレがいます）とは２馬身半差でしたが、２着と３着の間は大差が開き、その能力の高さをうかがわせます。（って、キョウエイヒメも？）

・　荒尾競馬場で行われた第２レースの３歳戦は、前走、九州産馬特別を快勝したタツミカドが、ここも６馬身差の圧勝を飾りました。九州産の星として、この調子でがんばってほしいものです。

３／１８

・　福山競馬場で行われた「福山競馬チャンピオンジョッキー杯」(Ｃ２選抜)は、名前の通り騎手競走。１番人気には、岡崎準騎手（モナクマリンとのコンビ復活を熱烈希望！）騎乗の３歳牝馬ゴージャパン。Ｃ２戦を２連勝中で絶好調、ここもすんなりかと思ったのですが、勝ったのは同じ青毛なれど、３番人気の４歳馬チュウオーマックス(鞍上・渡辺騎手)でした。ゴージャパンは終始後方で７着入線。福山転入後、初めて掲示板を外す結果となってしまいました。

・　同じく福山競馬場で行われた「春暖特別」(Ａ１～Ａ２)は、このところＡ１戦でイマイチな競馬が続いていたマツノホープが４馬身差の逃げ切り勝ちをおさめました。ただし、今回のメンバーはほとんどＡ２級の馬ばかり。ここでは勝ってもらわないと･･･という気もしますが（事実、今日は１番人気)、ともかく勝ちは勝ち、今後への弾みになればと思います。２着はマルサンダイオーでした。

・　益田競馬場で行われたＢ級戦に、今年に入ってから４連勝、前走は福山での交流戦を勝った３歳牝馬、デラウェアーが登場。テットスイセーに３／４馬身差とあまり差は開かなかったものの、人気に応えて勝ってこれで５連勝、通算の１２勝目としました。一方、一昨年の笠松、ジュニアグローリ優勝馬ホーエイボスもこのレースに登場。昨年の３歳戦線はＳＰ１のシーズンを目前にしてリタイア、今回益田での復帰となった訳ですが、長期休養明けの影響か、そもそも実力が足らないのか（デイオウルフもダメでしたからねぇ）、今回はしんがりの６着と大敗してしまいました。

３／１７

・　佐賀競馬場で行われた「不知火賞」(Ａ１～Ａ２)は、ビソウミラクルが、昨年１０月に自身がマークしたレコードをコンマ２秒更新する、１８００ｍ１分５７秒５のレコード勝ちをおさめました。３コーナーで早めに先頭に立ったビソウミラクルは、そのまま後続を寄せ付けず、最終的に２着のミスターナタリーに５馬身差をつけての圧勝、今日は不良馬場でスピードが出やすい状態だったとは言え、１頭で何度もレコードを更新するなんて、なんだか凄いと思えるのですが・・・でも、やっぱり信用できないんだなぁ～（苦笑)。

３／１６

・　笠松競馬場で行われた「東海グローリ」(Ａ１～Ｂ１級)は、クラボクモンが今年初勝利を飾りました。今年に入っての３走、全て３着と「お前は笠松のナイ○ネ○チャかい！（サラネタ失礼)」と思っていた矢先の出来事です。今回は坂井騎手から安藤勝己騎手に乗り代わってのクラボクモン、今日はきっちり捲りを決めたようです。２着は１番人気、同様に捲り勝負のイワノヒットキング。４角ではクラボクモンより先に先頭に立ったものの、結局半馬身交わされてしまいました。その後ろは４馬身開いてマルカシード。”ウマ”のトライハートキングを２コーナーで早々に見限っての自力先行、そしてズブズブ。ま、しょうがないといえばそうですが。マルカとトラハって、どうしても競輪的に見てしまう３号馬です。

・　佐賀競馬場で行われた第５レースのＢ２戦は、３歳のアイアンチャーチが前走、益田からの移籍緒戦に続いて連勝を飾りました。ただ、今回はハナ差の辛勝。３着には、中津から移籍してきた４歳のキタノアルタイルが入っています。このキタノアルタイルに、昨日中津のＢＣ級戦を勝った３歳馬、ホクトホーマが苦戦させられたという経緯があります（近５走では、２度ホクトホーマが敗れ、キタノアルタイルが出ていないＣ級戦はホクトホーマ、快勝しているという過去があります）。この辺り、昨日言っていた、ホクトホーマの九州全体での位置付けを計る上で、ちょっと参考になるのではないでしょうか。

３／１５

・　姫路競馬場で行われたＳ１特別に、ハッコーディオスとトライバルサンダーが揃って登場。一騎打ちに期待が高まりましたが、結果はハッコーディオスがトライバルサンダーを４馬身突き放して勝利しました。これでハッコーディオスは３連勝、今回は昨年の兵庫大賞典馬を破っての勝利だけに、大したものだと思います。いや、彼の本来の実力からすれば、当然、という気もしないでもないですが。（実は、ハッコーディオス最強（兵庫では）、とか思ってます。私。）

・　中津競馬場で行われたＢ級Ｃ１級のレースに、３歳トップのホクトホーマと、４歳トップのササノウインドが登場。どちらも近走は好調なのですが、やはり古馬であるササノウインドが上位かと思いきや・・・対決はホクトホーマに軍配が上がりました。ササノウインドは３着。これって、昨年の中津３歳って大した事なかったって事ですか？(爆)。ともかく、早くも４歳トップを撃破したホクトホーマ、九州の他場の３歳との実力関係が気になるところです。

・　中津競馬場からもう一つ。今日のメイン「周防灘賞」(オープン)は、ガーネット特別に出走したツキノコルドバ（３着)、トライバルプリンス（４着)、ツキノポイント（８着)、その前日の「青の洞門特別」を快勝したラショナボーイといった面々が登場。ガーネット特別で地元馬最先着を果たしたツキノコルドバに人気が集まりましたが、レースはトライバルプリンスがツキノコルドバに８馬身差をつける圧勝。ラショナボーイは今回も逃げたもののしっかり捕まり、コルドバに遅れる事７馬身で３着となりました。荒尾では重賞勝ちのあるトライバルプリンス、前走に続いて底力発揮といった所でしょうか。それにしてもツキノコルドバ、８馬身は千切られすぎです。正月がピークだったのでしょうか？

３／１４

・　中津競馬場で行われた「国東賞」(Ｂ級)は、ノアオーカンが前走の敗北がウソのように快勝しました。２着のイナリハヤカゼとは３馬身差、スタートからゴールまで、概ね先頭に立っていたようです。ま、メンバー中実績は一番ですし、勝って当然と言えばそうですが。ところで、ガーネット特別、ノアオーカンは７着でしたが、９着だったジョージミズキも出走していました。着順は３着、何だか前走の再現のような・・・。

３／１３

・　荒尾競馬場では「北海道産馬特別」(３歳)が行なわれました。どういうレースかは、タイトル見ればわかるでしょう。そうです、タツミカドが出られないレースです（笑)。さて、注目はデビュー戦は５着だったものの、その後３連勝中のホシノトップスターが新たな旋風を巻き起こしてくれるかどうかだったのですが、ダメでした(^^；勝ったのは昨年のヤングチャンピオン優勝馬のシビノマルス。コウザンシンオーが出てないところでは、強いですねぇ（気のせい？）。２着争いは接戦となり、わずかの差でスズノオリーブ(門松賞４着）が２着、アタマ、クビと続いて４着にホシノトップスターでした。

・　もう一つ荒尾から。「オーロラ特設」(Ｂ級)は、昨年の兵庫アラブクイーンカップに荒尾代表として参戦したシルバーハヤカゼが逃げ切り勝ちを収めました。一方、元岩手のモデル（９９年、２度園田を訪れたお馬さん)は３着、中津のガーネット特別に出走してきたトウショウハッシ(あれ？何着だったかな、と思っていたら、やっぱりしんがりでした）は、４着同着となっています。ただし、先頭からは２秒５の大差がついてますが･･･。（３着と４着が大差となっています）

３／１２

・　荒尾競馬場で行われた「ユートピア特設」(Ａ級)は、フクヨシオーが逃げ切り勝ちを収めました。２着に３馬身差をつけての快勝です。メンバー的に、今日は先行一車(って、おいおい^^；)となったフクヨシオー、展開的に有利だったとは言え、やっぱり単騎で逃がすと結果を出してくれるようです。･･･あれ、前走も単騎で２着だったような･･･細かい事は気にしない(笑)。ところで、フクヨシオーも吉井さんのお手馬なんですね。今年の荒尾は吉井さんの年となるのでしょうか？（突撃しすぎですね）

・　笠松競馬場で行われたＢ２Ｃ１特別に、先日の「オグリオー記念」を大勝した３歳馬、ツルギベンサーが登場。４歳のキタノチャンピオンに３馬身差をつけて逃げ切りました。これで坂口さんに乗り代わってから５連勝。その強さはとどまる所を知りません。今年のアラブダービー、ツルギベンサーの独壇場となるのでしょうか？･･･でも、ブルースカイロードが怖い･･･。

３／１１

・　佐賀競馬場では、九州産３歳馬限定の重賞「弥生賞」が行なわれました。もっとも九州交流ならともかく、佐賀限定では層の薄さはいかんともしがたく、出走７頭、内未勝利３頭、残りも全て１勝馬という悲惨な状態。来年からはこのレース、九州交流になるそうですので、ちょっとは改善されると思いますが。さて、レースは実績が最も優れている（過去に特別２回出走という点。他の馬は平場しか出てないようで）ドーンライトが人気に応え、ユメノクンショウに２馬身半差をつけて逃げ切りました。ユメノクンショウは４戦１勝２着１回という成績で２番人気に支持されていましたので、人気サイドの決着となりました。それにしても、タツミカド(荒尾)が出ていればなぁ・・・

・　高知競馬場では、高知アラブ三冠の第一関門「マンペイ記念」のトライアル、「弥生特別」が行われました。レースを制したのは、昨年の「銀の鞍賞」しんがり負け以降、ずっと２着が続いていた１番人気、チュウオーパールでした。２着は接戦で、２番人気のチュウオーブラックと、人気薄のデンセツノオトコが同着となりました。本番、マンペイ記念はＧＷの５月５日に行われます。

・　高知競馬場、本日他の話題を。まずは第７レースのＣ１戦、昨年の２歳チャンピオン・プレシャスボーイはこちらに出走。古馬相手に待望の１勝をあげる事に成功しました。１冠目に向かって磐石の態勢、と言ったところでしょうか。続いて第９レースのＡ級戦、昨年の１０月以来久々にパワーレイクが登場。１９キロも馬体重を増やしての登場となりましたが、やはりというか５着と敗れてしまいました。叩いてからが注目ですね。最後に最終レースの「桜月特別」(Ａ特別選抜)、近走好成績が続き、今回も期待が集まったスマノガッサン、しかし６着と敗れました。また、チーチーキングは今回とうとうしんがり負け。勝ったのは前走スマノガッサンの２着に敗れていた、サウンドマスターでした。

・　福山競馬場で行われた「春光特別」(Ｂ１)に、昨年の３歳九州交流重賞を２つ共制した元・佐賀のシュメイヒーローが登場。福山移籍緒戦を見事、勝利で飾りました。スチールホーマに５馬身差をつけて逃げ切り、完勝といって良いのではないでしょうか。「聖地」での活躍に期待しています。

・　福山では結構、元・益田というお馬が走っているのですが、昨日といい、あまり良いニュースが入ってこないので、ちょっと淋しいなと思っていたところ、今日の福山競馬第２競走のＣ２戦は９８年の若鮎特別を制したエイシンホースが勝ちました。他の「元・益田」のお馬さん、何とかこれに続いてほしいものです。

・　一方、益田競馬そのものは昨日から競馬が再開されています。本日行われたＡ級戦には中津遠征帰りのニホンカイマリノとローレルヒロ、そして岩手サラＢ１級でがんばっていたグリーンマスク(９９年盛岡・ビクトリーカップ優勝)が登場。レースはグリーンマスクがニシケンセイホーに１馬身差をつけて快勝。岩手アラブの実力を見せ付けました。一方、ガーネット特別では奮わなかったマリノとヒロは、それぞれ５着、４着でありました。

・　笠松競馬場で行われたＣ２戦に、昨年１１月以来久々にブルースカイロードが登場。昨年の２歳重賞を２勝した同馬ですが、１１月に古馬に挑戦。この時は発馬の不利もあって６着と敗れましたが、今回も久々で８キロ増も響いたか、前走同様６着に敗れました。この後、叩いてからのレースに期待しましょう。

３／１０

・　福山競馬場で行われたＣ２戦に、元益田のノア、イッテンヨカイチ、そして３歳のムツミプラウデーが登場。前にも見たようなメンツではありますが、今回は・・・また負けてしまいました(泣)。ノアは３／４馬身差で惜しくも２着。イッテンヨカイチは５着、ムツミプラウデーはなんとしんがり負け(１０着)を喫しています。３歳のムツミプラウデーはともかく、益田の２頭、ホントどうしちゃったの？期待してるのに・・・。

・　高知競馬場で行われたＢ級戦に、元新潟～上山のヤングスプリンターが登場。今日は勝ったイージーパレードに３／４馬身差と迫る２着。高知転入以来、最高着順となりました。これは、ぼちぼち高知の水に慣れてきた、と見るべきなのでしょうか。

３／９

・　名古屋競馬場で行われた「マーチオープン」(Ａ級１組)は、名古屋杯２着のラディガブライトを１馬身半おさえて、ドリームボールが勝ちました。トップクラスの出走はなかったとは言え、ドリームボールはこれから最上級クラスで戦う上で心強い結果となったのではないでしょうか。ちなみに、このレースには１昨年のシルバー争覇優勝以来休養していたエムエスダイキチが登場。久々の実戦ということもあってか、５着という結果に終わりました。・・・おっと、５着なら上出来かもしれませんね。なお、実はエムエスダイキチ、これはデビュー以来最悪の着順。今まで４着以下がなかったのです。(今の今まで知りませんでした^^；；）前５走全て１着と、どれだけ強い馬かと思うのですが、４歳時のアラブ王冠は逃げて３着。大した事は･･･って、あの時の勝ち馬はイケノエメラルド、２着はブラウンダンディ、やっぱり強い馬？叩いての今後が楽しみです。

３／８

・　名古屋競馬場で行われたＡ級６組のレースに、ジュニアキング６着後３連勝、古馬相手には２連勝中の３歳馬・ペアーピストンと、８戦７勝、２走前に１度だけ僅差の２着という４歳馬・ヘイセイサポートが登場。ヘイセイサポートは３走前に名古屋３歳トップのエムエスファントムを僅差ではありますが破っており、ペアーピストンはどうなるかと思っていましたが、やっぱりかないませんでした。ヘイセイサポート、ペアーピストンに１馬身半差をつけて快勝しています。ヘイセイサポートの快進撃がどこまで続くのか、見物ですね。また、この馬を破る３歳が登場したならば、これはかなり期待できると思うのですが、無茶言ってるという気もします(笑)。

・　名古屋競馬場、今日のメイン「早春特別」(Ａ条件級)は、ヘイセイパウエルの妹・ヘイセイチェッカーが勝ち、２着にはグロリアスメロディが入っています。ヘイセイチェッカーは年末年始に２着が２度続いた後、これで３連勝。そして、この３連勝、実は全てグロリアスメロディが２着しているのです。確か、昨年の夏辺り、ヘイセイチェッカーが連勝を続けていた頃から、グロリアスメロディの影がちらついていたような記憶が(笑)。ちなみにグロリアスメロディは牝馬ですので、福山の某Ａ級馬(元・兵庫)２頭のように「デキている」ということはないでしょう(笑)。

３／６

・　姫路競馬場で行われた「つばき特別」(Ｓ１)は、サンバコールが単勝元返しの圧倒的人気に応えて快勝しました。２着には、このところ掲示板を外しつづけ「やっぱり年か？」と思いかけていた８歳の古豪、オカノテイセンが入りました。これで３連勝となったサンバコール、このまま５月の兵庫大賞典まで無敗で突っ走ることができますかどうか、楽しみです。

３／４

・　佐賀競馬場では、兵庫以西交流の「西日本アラブ大賞典」が行なわれました。遠征勢は、兵庫２頭、福山、高知、益田、荒尾から各１頭の、計６頭。地元佐賀勢も６頭、都合１２頭での争いとなりました。人気は、セイユウ賞の覇者、荒尾のメグミダイオー、次いで兵庫のワシュウジョージ、この２頭が抜けた格好となり、レースもまたそのようになりました。レースを引っ張ったのは高知のアポロスイセイ。後続を引き付けながらの逃げを打ちます。好位追走メグミダイオーに対し、ワシュウジョージはいつもどおりの後方待機。レースが動いたのは３コーナー。逃げるアポロスイセイを、兵庫２騎(もう１頭はタカライデン)、そしてメグミダイオーが一気に捲って前に。さらにタカライデンが前から離されて、ワシュウジョージ外、メグミダイオー内で最終４角をカーブ。直線は２頭の一騎打ちとなりましたが、ワシュウジョージの手ごたえは余裕十分、あっさりとメグミダイオーを交わし去り、鞍上の小牧太騎手がゴール１０ｍくらい前からガッツポーズしながら堂々のゴールイン。遅れてメグミダイオー、３着はタカライデン、そして４着には終始好位を進みタレることなく粘りこんだ益田のサチエノグロリー、５着は佐賀２頭の競り合いとなり、ハナ差でビソウミラクル、トチノグレイス敗れて６着という結果となりました。ワシュウジョージはセイユウ賞の雪辱を見事に果たしました。いいレースでしたねぇ。

・　佐賀からもう一つ。第３レースのＢ２戦は、唯一の３歳馬・シロイポルシェが人気となりましたが、接戦の末シロイポルシェは３着。勝ったのは兵庫の小牧太鞍上、最低(８番)人気のスマノダイアンでした。また２着には５番人気ハナノシオリが入り、枠単２９６，０６０円という、とんでもない配当が飛び出してしまいました。シロイポルシェは前走まで３連勝。Ｂ２は２連勝と絶好調でしたが、さほど差をつけての勝利ではなかったようなので、僅差の３着というのもわからないでもないですが･･･それにしても配当には驚きましたね。

３／２

・　笠松競馬場では古馬の準重賞「桃花特別」が行なわれ、元・金沢のケイエスマジックが逃げ切り勝ちを収めました。今日は３番手回りだったマルカシードが２着を確保。それでは番手は誰だったのかといえば、ラッキーモラール。やっぱりこの馬、ハナ切らないとダメみたいですね。６着に終わっています。それにしても、東海グローリに続いて準重賞も制覇したケイエスマジック、次はいよいよ重賞挑戦でしょうか。そう言えば、このレース、アラブチャンピオン賞のステップ的な意味合いが強いんですよね。

２／２８

・　姫路競馬場では指定特別(何度も書きますが、他地区での”準重賞”に相当。”指定交流”とは違います。)の「菜の花特別」(３歳補助馬)が行なわれました。ただし、頭数が５頭しか揃わなかったためか第６レースに組まれてしまいました。８戦５勝のボールドヒリュウと、４戦全勝のホクセツジョージの対決となったこのレース、軍配はホクセツジョージに挙がり、ホクセツジョージはデビュー以来の連勝を５に伸ばしました。ボールドヒリュウは半馬身差の２着。この後、姫路では福山との補助馬交流戦「福姫交流」が３月２１日に行なわれますが、ホクセツジョージとボールドヒリュウ、福山勢を迎え撃つ上で、大変心強い存在でありましょう。

・　荒尾競馬場で行われた「九州産馬特別」(３歳)は、その名の通り九州産限定戦。前走こそ７着と大敗しましたが、門松賞２着、メンバー中最多の３勝を挙げているタツミカドが、後続に６馬身差をつけて圧勝しました。九州産の中では、やはり抜けた存在のようです。九州産馬といえば、３月に佐賀で「弥生賞」という３歳九州産限定重賞があるのですが、荒尾の馬は出られないんでしょうか。タツミカド、必ず好勝負になると思うのですが。

２／２６

・　足利競馬場で行われたサラの重賞「織姫賞」に、イーシーキングが出走。なんと、高崎のエムジーシューマに１馬身半差をつけて優勝してしまいました。イーシーキングのサラ重賞制覇は、昨年の宇都宮「とちぎスプリンターズ天馬杯」に続いて２度目。なお、今回の出走メンバーの中には、昨年末の「とちぎ大賞典」をブライアンズロマンを抑えて優勝、昨年の北関東最強３歳の呼び声も高いオリエントハンター(６着)や、交流重賞に積極的に参戦している高崎のサンエムキング(３着)の名も見られ、しかも今回はほとんどハンデ差なし。(トップハンデはオリエントハンターの５６キロ、イーシーキングは５４キロ、２着のエムジーシューマも５４キロ）北関東サラブレッドの一線級と真っ向から対決し、見事に破ったイーシーキング。素晴らしすぎます。･･･会いたいな～

・　福山競馬場で行われた３歳牝馬限定の重賞「クイーンカップ」は、昨年の２歳チャンピオン決定戦「ヤングチャンピオン」を制したギャラクシアが、チュウオーコメットを３／４馬身抑えて優勝、人気に応えました。ヤングチャンピオン以後、若駒賞５着、園益福交流３着と、牡馬相手にやや苦戦していましたが、牝馬同士のここは、きっちりと勝利を物にした感じです。

２／２５

・　福山競馬場では３歳牡馬限定の重賞「キングカップ」が行なわれ、フジナミスペシャルが「園田・益田・福山交流特別」に続いて重賞２つ目をゲット。２着も「園田～」で２着だったユノワンサイドで、その後ろは大差が付きました。ところで昨年夏、圧勝続きで３戦全勝のまま休養に入ったマルサンキラリもこのレースに登場。昨年夏の時点では「２歳最強」と思われていた同馬も、今月久々に復帰して以来全く奮いません。復帰緒戦の前走は８着大敗、そして今日も先頭から６秒以上離されてのしんがり負け。どうしてしまったのでしょう。

・　高知競馬場では「宿毛市さくらの里特別」(Ａ特別選抜)が行なわれ、スマノガッサンが人気に応え、２着のサウンドマスターに３馬身差をつけて快勝しました。デルタフォースもきっちり追い込み、２着とはアタマ差で３着。チュウオーロッサは相変わらず掲示板に載れずに今日は６着。アポロスイセイが出走していないここは、スマノガッサンの順当勝ちと言った所でしょうか。

・　佐賀競馬場で行われた「くすのき賞」(３歳)は、上山から益田へ移籍、３戦した後佐賀へとやってきたアイアンチャーチが移籍緒戦を７馬身の圧勝で飾りました。益田ではＣ級戦を２勝２着１回という優秀な成績を収めた同馬、混戦の佐賀３歳戦線に断を下してくれる存在となるかどうか･･･おっと、先走りし過ぎでしょうかね(笑)。

２／２４

・　福山競馬場で行われた「福山花市場賞」(Ａ１)に、栃木から移籍してきたホマレスターライツが登場。そして、先日の福山マイラーズカップを制したパッピーケイオーも登場し、面白い対決になりそうだったのですが･･･レースを勝ったのは９歳馬・エイコウライン、しかもレコードのオマケ付きでした。(１８００ｍ・１分５６秒５、９０年にトヨクラバイオーがマークしたレコードをコンマ２秒更新。）ホマレスターライツはレコード駆けの勝ち馬とはクビ差の２着、パッピーケイオーはさらに１馬身遅れて３着に終わりました。エイコウラインはＡ１クラスの競走で掲示板まではいくものの、連対するまでは･･･という馬、年齢の事もあって、今回のレコード勝利には本当に驚きました。ちなみに、枠単は万馬券となっています。

・　今日の福山は不良馬場のためか好タイム続出だったようで、メインレースのほかに、６レースのＣ２戦でもフジキテイオーがレコード勝ち。１２５０ｍ、１分２１秒８のタイムで、２着に５馬身差をつけて圧勝しました。

・　佐賀でもレコード勝ちです。今日のメイン「玄海賞」(Ｂ１)は、明け４歳馬３頭が上位を独占し、勝ったスーパージョージが１７５０ｍ、１分５５秒３のレコードで、２着に６馬身差をつけて圧勝しました。昨年１２月にホマレタイショウのマークしたタイムをコンマ８秒更新しての勝利でした。ちなみに、このレースの３着は、昨年益田の「まほろば賞」(春の方）に佐賀代表として出走した(２着)ファストテイオーでした。

２／２３

・　中津競馬場では、益田、九州競馬交流の重賞「ガーネット特別」が行なわれました。地元中津から５頭、益田から４頭、荒尾から１頭を迎え、都合１０頭立て。レースは、ハナを切ったツキノポイント、番手に同厩の１番人気ツキノコルドバが付ける･･･と思いきや、なんと益田のサチエノグロリー。コルドバは結局３番手回り。そのままサチエノグロリーが３角で先頭に踊り出て、ゴールまで押し切ってしまいました。モナクホクトが一瞬サチエノグロリーを捕らえるかに見えましたが結局２着、ツキノコルトバは懸命に盛り返しを計ったものの３着。一方、益田の重賞ウイナー２頭、ローレルヒロは何とか５着に入線したものの、ニホンカイマリノは終始後ろで掲示板に載ることはできませんでした。このレース、何故か(笑) 観に行ってきましたので、後日「レースレポート」で詳しくお伝えします。･･･でも、写真はまた失敗の予感(^^；

・　名古屋競馬場で行われた「フェブラリーオープン」(Ａ級１組)は、イケノエメラルドがドリームボールをクビ差下して勝ちました。ドリームボールは今年正月の名古屋杯４着の実績を持っているだけにイケノエメラルド、クビ差まで詰め寄られても致し方なかったのかもしれません。さらに、この時期、そして今はまだ良化途上だと考えると･･･。これからが正念場です。

２／２２

・　中津競馬場で行われた「青の洞門特別」(Ａ～Ｂ級)は、佐賀から移籍２戦目のラショナボーイが、昨年８月以来の出走となったカヅミレディーを１馬身半下して勝ちました。ラショナボーイの前走は重賞・アラブ新春賞の３着。ここはカヅミレディーを除けばほとんどが二線級。ある意味順当な勝利かもしれません。カヅミレディーはほぼ半年ぶりで、しかも１４キロ体重を減らしての出走。それでも２着に来たのですから、これは負けたとは言えかなり評価できるのではないでしょうか。未だ複勝率パーフェクトを維持しつづけるカヅミレディー、次走以降に期待です。
※２３日補足･･･中津場内で放映されたＶＴＲで見たところ、ラショナボーイのフットワークに対して、明らかにカヅミレディーのフットワークが鈍く映りました。やはり、叩いてから、と言った所でしょうか。

２／２１

・　園田競馬場では「ウインターカップ」(Ｓ１指定特別）が行なわれ、１番人気のハッコーディオスがベストスイセイに２馬身差をつけて快勝しました。一方、実績馬は、シャインマンリーが５着、ケイエスヨシゼンは８着、マーキュリサンダーは９着と奮いませんでした｡特にケイエスヨシゼンは５６キロでの出走にも関わらず掲示板を外す結果となってしまいました。年齢のため･･･とは考えたくないですが、とりあえず調子はまだ良くなさそうです。

アラブステーション