第１回益田競馬初日（佐々木明美騎手招待デー） レポート
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※おことわり･･･今回のレポートは当日の番組編成の都合上、馬に関する記述はあまりありません。「観戦レポート」ではないと言うことをご承知おきください（爆） 月は変わって４月。地方競馬では今月から新年度という事で、各地で第１回開催が次々と行なわれ、冬期間休催中だった競馬場でも競馬が次々と再開されています。で、今回行った益田競馬場も第１回の初日。しかし、益田は３月から再開されているので、別にオープニング開催という訳ではありません。 「 「サラ戦ばっかり＆アラブ有力馬は翌日に大挙登場」今回は自身の観戦史上最も過酷となる「夜行バス往復」に挑むことになりました。大阪⇒出雲市間の夜行バス「くにびき」でＪＲ出雲市駅へ、続いてＪＲの快速「アクアライナー」で益田入り。帰りも同じルートで日曜日の朝に帰還という行程。果たして、無事に済むでしょうか。 出雲市行き高速バス「くにびき」は本来昼行便ですが、１往復だけ夜行便があります。でも、夜行にするには所要時間が短いのでは？と思っていたら「途中、大山ＳＡで３時間の仮眠休憩を取り･･･」と車内放送が。なるほど。でも、私にとってバスは動いているより止まっている方が眠りづらかったり。長い夜が明け、出雲市駅には７時半少し前に到着。夜行バスは定刻よりも早く着く傾向にあるようです。 出雲市駅では、３年ぶりに駅の出雲そば屋で割子そば（６００円で３枚。１枚追加ごとに２００円追加）を食べました。１夜を車内で明かした後の割子そばのおいしさは全く変わらず、満足。そばの上に載ったもみじおろしが、ぐで〜となった体に心地いいんですよね。朝食を終えて、次は鉄道に乗り換え。山陰本線の快速「アクアライナー」に乗り込みます。終点が益田なので安心して寝ていられますが、益田につく頃はちゃんと起きていたり。１０時半頃に終点の益田に到着、２回目ですがやっぱり「遠いなぁ〜」と実感します。 駅を出て駅前のバス乗り場へと向かうと、意外な方に遭遇。というか、このヒラ開催日に知っている方に会うとは思わなかったので驚いたのですが、ビックリといえばこの方。さまにべっぴんさんでした。もっとも、さまにべっぴんさんも「こんなド平開催にいるなんて」と驚かれた模様。そしてこの日、さまにべっぴんさんとは様々な困難に共に立ち向かう事になります（笑）。 この日、天気予報はあまりいい情報を伝えていなかったのですが、益田駅に着いた時はぽつぽつだった雨も、バスを降りるとカサなしではちょっとつらい状況となっていました。「この雨だと、イベントもないかなぁ」と残念に思います。民家の間を通る狭い道路をテクテクと歩く事しばし。見えてきたのは･･･閉まっている踏切でした。益田から長門市方面へ向かう山陰本線の線路ですが、本数が少ないので、二人して「珍しいな〜」とのたまったり。線路を越えて、ようやく競馬場に到着です。私が前に訪れた時は特別観覧席が工事中で馬場をくぐって内馬場から入場しましたが、今回は立派な特別観覧席棟の下にあるこじんまりとした入場口から入場となりました。それにしても、立派できれいな建物が建ちましたね。 さて、当日の番組は全部で１０レース。内、アラブ戦は僅か４レース。園田や笠松辺りなら分かりますが、益田でこんな編成に出くわすとは思っても見ませんでした(^^; 今週の女性招待騎手は北海道の佐々木明美騎手。代表的なお手馬にマサルテンボシ（サラは知りません）、この日朝の時点で通算１１７勝、昨年新潟で行なわれた女性騎手招待競走第１回駒子賞の優勝騎手でもあります。一方、荒尾からの応援騎手である村島俊策騎手もこの日が益田競馬初騎乗。ちなみに通算勝ち鞍は６勝。益田は他場の騎手にとっては難コースでしょうから、落ちないよう無事に騎乗を終えてくれることが一番です。 村島騎手は第１レース（サラ系１１組）からの騎乗。さまにさんと一緒に、早速パドックへ村島クン応援へと向かいます。やはり荒尾の騎手。「荒尾式」とも言うべき、深深としたおじぎを披露しつつ登場した村島騎手は、ちょっと騎乗馬の場所に迷いながらも（爆）何とか騎乗。各馬に他の騎手も騎乗しますが、どの馬も暴れまくり状態でかなりてこずられている様子。とりあえず、本馬場へと移動します。ちなみにさまにさん曰く「あれはおじぎではなくストレッチ」なのだそうで、後ほどそれを裏付ける写真を撮る事に成功いたしました（笑）  第８競走パドックより。題して「全日本パドックおじぎ選手権」（笑） ・１番 北海道 佐々木明美騎手 何となくかわいらしく見えます。 ・２番 元・佐賀 上田浩喜騎手 ラジオ体操を思い出します。 ・３番 益田 城内晋一騎手 軽め。 ・４番 荒尾 村島俊策騎手 ストレッチですな。 ・５番 益田 岡田大騎手 かなり深いです。手は後ろ。 ・６番〜８番 多少個人差はありますが、普通でしょう。 本馬場に入って、各馬はさらにエキサイト。岡田大騎手など、馬場で馬に落とされてたくらいです。村島騎手もかなりてこずっている模様。さらに村島騎手は本馬場入場の際の紹介で「鞍上は荒尾からの応援騎手、島村騎手」とか言われてるし(^^; そんな中、村島騎手はカメラを向ける２人のファン（我々）が気になる様子。「荒尾じゃこんな事ありえないからね（笑）」とさまにさんが理由を分析。私らの事はいいから、緒戦を無事に走ってちょうだいな(^^;  （第１レース本馬場入場にて。こっち見てる場合じゃないでしょ！（笑）） 第２レースは佐々木明美騎手が登場。残念ながら益田初騎乗はしんがり（６着）でした。村島騎手は続いてこのレースに騎乗。結果は５着。  （女性騎手騎乗で鼻息荒いですか？･･･第５競走の本馬場入場にて） レースが始まって以降天候は悪化の一途を辿り、あまりの強風に本馬場とパドックの往復をするのも一苦労。そして、雨脚が一気に強まり、さまにさんと２人スタンドから一歩も動けない状況にまで追い込まれる事になりました。台風並みの暴風と豪雨の中、パドックで周回する騎手や馬は本当に大変だったと思います。私らはスタンドの中から見ているだけですから、のんきなものです。レースにしても、第１コーナーを回る各馬が巻き上げる砂塵が立ち上がらずに左へと急速に流れていく状態。こんな強風の中でのレースは私にとって初めてです。 何とか４レースが終わる頃には雨は小康状態となったものの、暴風は相変わらず。カメラを構えるどころか、その場にとどまる事すら困難な状況が続きます。そんな荒天の中、テレビカメラが場内をうろついていました。さまざまなポジションからレースを撮っているようでしたが、やはりこの天気の中ですから苦労しているようでした。その後内馬場にも一台、カメラの姿が見受けられましたが、何か特集で益田をとりあげるんでしょうか。益田競馬場は廃止答申が出され、現在瀬戸際に立たされていますが、その関連で撮影に来ているとしたら「こんな日に撮影に来なくても良いのに」と思いますね。こんな荒天の日、たとえ中央の競馬場であっても、青空部分に人の姿などある訳がないのですから（今から５年くらい前ですが、ヒラ開催日の淀で大雨の中１人でカサさして残り５０ｍ辺りでレース見ていた事があります。）、こんな日の場内を映して「こんなに人がいません」などと放送されてはたまりません。 さて、荒天だからとあきらめていたイベントですが、雨が止んでくれたおかげか、ささやかながら招待騎手の紹介セレモニーが行なわれました。パドックのまん中に登場した佐々木明美騎手、そして場内放送で簡単にプロフィールが紹介されますが･･･駒子賞優勝の事には触れられず。ああ、一番のアピールポイントなのに、もったいない（苦笑）。そして、花束が贈呈されますが、プレゼンターは對ｨ（さこはた）雄一郎騎手。なぜに對ｨ？（笑） 別に悪いとは言いませんが、御神本騎手の方が似合うような気が･･･。そして、「招待騎手」の佐々木明美騎手はセレモニーがありましたが、村島騎手は「応援騎手」のため何のセレモニーもありませんでした。よって、私とさまにさんとで、村島騎手を集中的に応援する事に決定しました。   （佐々木明美騎手紹介セレモニーの模様） |