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３月４日 ２２：３０ 京都駅八条口・ホテル京阪前 愛しのイケノエメラルド嬢を応援するため、いざ佐賀へ出発！お金をケチったため、夜行バスを使っての移動。夜が長そうだ｡それにしても、コンコースでスケボーするのはやめてほしい。あぶない。 ３月５日 ６：００ 北九州市・小倉 まだ暗い北九州市小倉の市街。遠くにぼんやり見えるはメディアドーム（小倉競輪場）か。とっても大きい｡これなら４００バンクすっぽり入るだろう｡ ３月５日 ８：００ 福岡市・天神 ようやく福岡に到着。吉野家で朝食をとり、競馬場行きのバスが出ているバス乗り場へ向かう｡日曜の朝だからか、街中はひっそりしている｡ ３月５日 ８：３０ 天神バスセンター２番乗り場 競馬場行きのバスを待つ。乗り場には競馬場行きバスの事が一切表示されていないが、各地公営競技の開催日程が掲示されているので、信じて待つ｡同じ乗り場から小倉競馬場経由のバスが出ている。やたら人が並んでると思ったら、みんなそっちの客だった。安堵するやら物足りないやら｡ ３月５日 ８：４０ 天神バスセンター２番乗り場 定刻になってもバスが来ないので、不安になり案内所へ。４０分発の定期バスが出た後に入ってくると聞きダッシュで舞い戻る。バスに乗れて一安心｡後から乗り込んできたおばちゃんが運転手さんと話をしている。聞き耳を立てると「昨日は私一人だった」。びっくり。 ３月５日 ９：３０ 鳥栖へ向かう道中・多分大野城市辺り バスは停留所でファンを拾いつつ、のんびりと競馬場を目指す。乗ってくる人は口々に「今日は多い」とのたまう。どうやら多いらしい｡ ３月５日１０：３０ 佐賀競馬場 ようやく競馬場に到着。やれやれである。見れば辺り一面駐車場、公営競馬最大と豪語するだけのことはある。入場門でソーセージをもらう。いい土産ができた｡ ３月５日１１：００ 場内 とりあえず本馬場へ。とても見やすい、観戦環境は文句なしだ。周りを見渡すと、撮影班のような１個中隊がスタンドの端に駐屯を開始している。マスコミかと思いきや、どうやらファンの模様。びっくり。 ３月５日１２：１０ 場内・スタンド 第３レースでイケノエメラルドと同じ池添氏の所有馬イケノダイアナ（鞍上も戸部さん）を本命にして馬券を購入。見事に外れる。以降、メインレースまで馬券は買わず。 ３月５日１２：３０ 場内・食堂「龍ラーメン」 お腹がすいたので昼食をとることにした｡入場門そばに「本物のスープの味」と書かれたラーメン屋ののれんを発見。こちらが注文を言う前におばちゃんが「ラーメンでええか」と言ってきたので、肯定した。出てきたラーメンを食し、感動を覚える。今まで食したなかで最高のラーメンである。とんこつなのにあっさりして、麺もシコシコ｡思わず替え麺を頼む｡５００円を払い、お腹も心も満足で店を後にした｡今回の佐賀遠征、最大の収穫がこのラーメンであった。 ３月５日１３：１５ スタンド 第５レースを観戦｡目の前を先頭で通過したお馬さんの背には、どこかで見覚えのある勝負服が。何と益田の沖野騎手。思わぬ場所で沖野騎手の手綱捌きを拝見できて満足。さすが益田のリーディング。この後、前売窓口でメインレースの馬券を購入。もちろんイケノエメラルドの単勝、あと馬複を少々。 ３月５日１４：４０ パドック 佐賀競馬場はパドックから装鞍所の様子が良く見える｡準メインのパドックの最中、装鞍所の方にセイユウ賞出走馬の姿が｡あれに見えるはホマレスターライツ？おおっイケノエメラルドがいる！あのバカでかいのはマルタカフレンズか？この栗毛はニホンカイプリウスかな？早くも興奮。 ３月５日１５：１０ パドック いよいよ、全日本セイユウ賞アラブ大賞典のパドック。イケノエメラルドまだ冬毛がある。この時期だからしょうがないか。ホマレスターライツ、もう馬体ビカビカ。一頭デキが違う。ニホンカイプリウス、確かに体型がお兄さんに似てなくも無い｡もう少し腹回りが絞れればもっと似るのに｡高知のチュウオーロッサが暴れまわっている。馬っけ全開、一体誰に欲情したのか？もしかしてイケノエメラルド？度が過ぎて途中退場となる｡ ３月５日１５：５０ 本馬場 レースが終わった｡イケノエメラルドは絶好のスタートで逃げ馬の番手につける。いい位置だ。そのまま馬場を１周半、もしかしたらと希望を持ってみる｡向こう正面から３コーナーにかけて屈強の牡馬３頭の捲りを食らい、彼女のレースはそこで終わった｡７，１，３でコーナーを回り、やけくそで「おっしゃー、ズブズブ！３−１で来―い」と競輪の客のような思考をしていたが、結局７番、アキフジクラウンがそのままゴール。思いっきりコケる。後から息も絶え絶えニホンカイプリウスが１１着でゴールを通過。「こんな事なら、家でＣＳ中継で観戦したほうが良かったかな〜」とちょっと後悔する。 ３月５日１６：００ 表彰台 佐賀は口取りを客から見えないところでやるようなので、早々に表彰台へ移動。まあ、イケノエメラルドも一応見せ場は作ったし、いろんな馬に出会えたから来て良かったなと思うことにする｡すると、表彰台のそばで騒いでいる自称「福山のファン」が一名、警備員に取り押さえられている。なおも騒ぎつづける。気分は最悪、福山のイメージが悪くなった｡ ３月５日１６：３０ 入場門 最終レースが終わり、帰りのバスへと急ぐ。頭の中で、とりあえず「龍ラーメン」のために佐賀競馬場へもう一度来ても良いかなと思ったりする。なんか、全日本セイユウ賞より、ラーメンが印象に残ったみたいで、何か違うような｡バスの運転手さんに「博多までどのくらいですか」と聞いたら「６時には着きますよ」という事なので、バスに乗る事にした｡ ３月５日１８：３０ 博多駅 バスは大宰府市付近から渋滞に巻き込まれ、結局博多駅到着は３０分も遅れる。次回からは絶対電車にすると決意する。あわてて地下鉄へ。 ３月５日１９：１５ 福岡空港 空港に出発時刻の３０分前に到着することができ、一安心したのもつかの間。手荷物検査場が凄まじい混雑ぶり、飛行機に間に合うのかと焦るが結局大事には至らず、家族への土産も買って飛行機に搭乗する。ちなみに、手荷物検査場の混雑の影響で飛行機は１５分遅れで出発した｡ ３月５日 最終バスがとっくに出た後、滋賀県内某所 無事に地元へと帰りつくことができた｡ふ〜やれやれ。後は帰って寝るだけだ｡ 全日本セイユウ賞・画像コーナーへ （アンダーライン部の説明） ４００バンク・・・一周が４００ｍのバンク（自転車が走るところ）の事。競輪場としては標準サイズ。他に３３３ｍや５００ｍのバンクがある。ただし、バンクの大きさと競輪場の規模は比例しない｡ 各地の公営競技・・・久留米、武雄競輪、若松、芦屋競艇など。興味はあったが、私は競馬ファン。 「今日は少ない」・・・乗ってくる人は皆、常連さんのようだった。 ズブズブ・・・競輪用語。逃げた奴が後ろの連中に「ズブリ、ズブリ」と差され、結果３着以下に沈むこと。意外と競馬にも当てはまる。「ズブい」とは全く意味が異なるので注意すること。 渋滞・・・これは競馬とは何の関係も無かったようだ。どうやら、大型ショッピングセンターから出てくる車や、日曜日の行楽客などが影響しているらしい。 |