ムーンリットガール

ムーンリットガール(中央⇒笠松⇒岩手）

★９５年ＪＲＡ賞最優秀アラブ

　芝では無敵を誇った中央アラブ最後の名馬。当時２つだけ残っていた中央のアラブ重賞のうち、タマツバキ記念(芝)は不出走、セイユウ記念(ダート)は１１着とタイトル奪取はならなかったが、それ以外の芝のアラブ戦ではことごとく圧勝し、最後のＪＲＡ賞最優秀アラブに選出された。また、中央最後のアラブ系競走「アラブ大賞典」をレコードで優勝した翌週にはＧⅠのスプリンターズステークスに出走するなど、「チャレンジ」に富んだ競走生活も忘れられない。その後笠松に移籍し、重賞タイトルこそ手にできなかったものの、オープンクラスでは善戦を続けていた。岩手に移り数戦したものの奮わず、繁殖入りとなった。ちなみに、９５年の楠賞全日本アラブ優駿にも遠征(７着)、中央からの最後の出走馬となった。

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