ホーエイヒロボーイ（船橋）
２００２年、２００３年、アラブリーディングサイアー
現役時代の主な勝ち鞍
- 89年：船橋記念（船橋)
- 91年：報知グランプリカップ（船橋・サラ重賞）
主な産駒
エイランボーイ（兵庫）、アキフジクラウン（福山）、ホーエチャンピオン（北海道〜笠松〜金沢）、スイグン（福山）、イセイチフブキ（最終登録地は荒尾）等々、あまりに多すぎて書ききれません（爆）
繋養先：太平洋ナショナルスタッド（北海道新冠町・２００４年６月現在）
現役時代の重賞勝ちこそ少ないが、現在統一Ｇ２のスプリントサラ重賞、大井・東京盃で３度入着するなど、対サラ戦で優秀な成績を挙げ、類い稀なスピードを誇った名馬である。種牡馬入り後はそのスピードをよく産駒に伝え、
ついにはアラブ界一の種牡馬となるまでに至った。彼に抜かれるまでリーディングサイアーの座についていたスマノヒットとは対照的な種牡馬で、老いてなお激しい気性の”野性的”なスマノヒットに対し、ホーエイヒロボーイは実に落ち着いた馬で賢い馬だと言う。表情も心なしか理知的に見えるが、こんな逸話も聞いた。以前種付けの際にホーエイヒロボーイを蹴った牝馬と数年後再び配合しようと連れてきたところ、普段素直に種付けに望むホーエイヒロボーイが全く乗ろうとしなかった。つまり、彼は以前その馬に蹴られた事をちゃんと覚えていて、また蹴られるのがイヤで乗ろうとしなかった、というのである。ちなみに、彼の産駒には胴長でややボテっとした太めに見える体型の馬が多く、「ホーエイヒロボーイ体型」と呼ばれたりもしている。
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