５月１７日笠松競馬　その他のレース

おまけコーナー
５月１７日笠松競馬・その他のレースから

　第７レース「アラ系４歳（イ）特別」より。勝ったのは２号馬、次井騎手鞍上のシンセイボサツ（牡）でありました。これで５戦全勝、向かうところ敵無しであります。（能力試験を含めると６戦全勝）スピードの違いであっさりハナに立ち、直線向いて持ったままで後続を突き放しての圧勝でした。直線では次井騎手が何度も後ろを振り返るほどで、４月に３連勝目を飾ったとき（「アラブチャンピオン賞・観戦レポート」参照）よりもパワーアップしているように見えました。もっとも、パドックでは少しチャカついたりして若駒らしいそぶりも見せていましたが、これも気合の表れと思えば問題ないでしょう。毛ヅヤがもう一息に見えたので、まだまだ良化の余地があるようです。いよいよこれは本物かもしれません。でも総賞金は今回のを含めても２１０万、もしもう一回使って、それも勝ったとしても３００万円には届きません。今年は稼いでいる馬が多いので、アラブ王冠に出走できないかもしれません。何とか出てほしいのですが・・・。ちなみに柳江先生は「９レース（つまりアラブダービー）の強豪にぶつけてみたかったなあ」とコメントしていますが、全く同感です。

　続いては第８レース「アラ系Ｃ１特別」より。上のお馬さんは２年前のアラブダービーを制したミクサキドリーム（牡）、６歳だというのにＣ級でもがいてます。まあ、不良馬場で２分１秒３なんていう遅いタイムで勝った馬ですから（しかも差し切り勝ち）、あんまり大した事がなかったのでしょう。このレースは２ヶ月半ぶりの実戦でしたが、アラブダービーも３ヶ月ぶりの出走で制したことから鉄砲が利くという事で一応期待しました。ですが結局伸びてくることはなく、見事私の馬券は紙くずとなりました。

　同じ８レースで人気だったのはこちらの馬、ヤマノヒエンです。今回は新潟からの転入緒戦で、新潟ではＡ１格付けで活躍していました。ただし、前走は昨年１１月の新潟平成カップ、ラブリーハートの８着でしたが。新潟からの転入と言えば笠松ではオールザドラゴン（名馬の館に掲載）が知られていますが、果たしてオールザドラゴンに続く存在となれるか、むしろ今後に注目な馬でしょう。かなり久々ですが、Ｃ１格付けはいかにも恵まれているという事と川原騎手鞍上という事で個人的にも期待していましたが、レースでは直線よく追い込んだものの２着。次走以降、叩いての上積みに期待しましょう。

　この他のレースでは、第１レースに「荒川厩舎の秘密兵器」と一部で話題になっているトミケンコンドルが出走、順当に勝ちました。そして最終１０レースが「東海クラウン」、統一グレードでおなじみのハカタビッグワンとエフワンライデンが出走、直線は２頭が叩きあいゴールも並んだままで入線しましたが、写真判定の結果エフワンライデンがハナ差で１着となりました。なお、この２レースはサラブレッドの競走なので、詳しい結果については省略させて頂きます。どちらも結構面白いレースだったんですけどね。

　ところで、今回のアラブダービーの表彰式で、ついに念願の「花束」をゲットすることに成功しました。苦節３年（苦節というほどでもないですが）とうとう手に入れました。ばんざ～い！！水野騎手が投げた花束を見事にキャッチ、いつも周りに取られてばっかりで最近はほとんど諦めていましたから、手に入れた後少しあっけに取られていました。もっとも、その後持って帰るのに少々苦労しましたが。なお、持ち帰った花束を見た母が、店で買ったら３０００円は下らないと申しておりました。「ポケットティッシュや炭酸せんべい（これは園田みやげ）よりは全然良い」と家族には好評の「戦利品」でした。

　さて、競馬には全然関係ないですが、思わず撮ってしまったのが下の写真。新岐阜駅へ向かう途中に見かけたレトロな電車です。思わず「なんじゃこりゃー」と元鉄道ファンの血が騒ぎ、慌ててカメラを取り出していました。でも、確か鉄道に興味津々だった１０年以上前の時点でも「貴重」とされていた車両がまだいるとは・・・。びっくりでした。

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